Archive for the ‘家具制作’ Category

座卓 2例(その2:栓 拭漆の座卓)

栓の一枚板の座卓です。 これは私が調達した材。 900×1,800mm、厚さも70mmほどのもの。 中杢の綺麗な板でした。 脚部は既に公式Webサイトに納めてある、〈楢の拭漆座卓〉と同じ意匠としました。 昨年の栗のデスク […]

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座卓 2例(その1:栗のセンターテーブル)

昨年末に納めた1m×3mという巨大な栗材1枚板のデスクですが、この板材は元々5m近くの長さがあり、設置場所の制約から3mに切り縮めたものでした。 その残りの切り落としで、センターテーブルを制作。 切り落としとは言っても1 […]

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栗の巨樹を愛でる(拭漆栗・書斎机の制作)その7(終

ブラックウォールナットの書棚 間口1,500、高さ2,150mmのものが2連。高さは天井近くまでになる大きさ。 用いた材料は市場に流れている、なんちゃってウォールナット(本Blog記事・参照 ①[1] 、②[2])ではな […]

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栗の巨樹を愛でる(拭漆栗・書斎机の制作)その6

デスクのワゴン 抽斗はデスク本体とは別物として、いわゆるキャスターを持つワゴンのタイプとしました。 同じ栗材での拭漆仕上げ。 全体の構成はいわゆる板差しですが、見付側(正面)の側板と天板は留め接合とし、奥行き方向の接合仕 […]

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栗の巨樹を愛でる(拭漆栗・書斎机の制作)その5

現場設置作業 年の瀬の12月29日の納品・設置という慌ただしい日程になってしまったのでしたが、全ては首尾良く進み、施主ご夫婦も大きな歓びですばらしい出来を称賛してくれたものでした。 天板だけで120kgほどもあり、運送屋 […]

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栗の巨樹を愛でる(拭漆栗・書斎机の制作)その4

拭漆 この大きなデスクですが、施主の要望が拭漆での仕上げということで承り、この条件を果たすのは木地の制作以上に困難なものと考えられました。 問題は大きくは2点あります。 まず何よりも大きすぎる、ということに尽きます。 脚 […]

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栗の巨樹を愛でる(拭漆栗・書斎机の制作)その3

長手方向、3本の桟 上の桟は幅一杯に蟻桟が施されます。ここは上部が開放していますので、シンプルな蟻桟。 ただ、左右の脚部には天板の吸い付き蟻桟が落とし込まれてきますので、この吸い付き蟻桟にも上部の桟の蟻桟が効くように蟻枘 […]

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栗の巨樹を愛でる(拭漆栗・書斎机の制作)その2

1m × 3mの天板 まず天板からいきましょう。 この大きくて厚い板ですが、含水率計を当てますと、15〜18%ほどを指し、ほぼ乾燥されていることが分かります。 そこで、問題の削りですが、幅は1mを越えますので、プレナーで […]

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栗の巨樹を愛でる(拭漆栗・書斎机の制作)

はじめに 2020年が明けました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。 今年の正月はチコちゃんに叱られてしまうほどに「ボ〜ッ」と生きていました。 やっとけだるい心身を奮い立たせ、再び工房に籠もる生活がスタートしています […]

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ミズメのベンチ(続

座繰り 椅子の座刳りですが、数が多い場合は、うちではピンルーターで型板を使い彫り込んでいきますが、 こうしたベンチですと長尺であるため、それは難しい。そこで、以下のようなプロセスを取りました 座板の外形を成形しておく 前 […]

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