工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

春雷

bunner
終日、変なお天気でしたね。1時間おきに晴天、曇天、雨の繰り返し。
あげくのはて夕刻から激しい雷混じりの豪雨。
あわててモデムの電源をOFF、Lineを切断。先ほどから少し安定したようなので、恐る恐るON ! 。ところがどうもPPP認証が取れない。ムムッ。
あれやこれや設定確認、再起動などしていたら、回復。フウ〜。
昨年夏の雷雨ではエライ目に会いましたので、雷は注意してるのです。
1度目は外線がやられ、張り直し。2度目はモデムに雷強電流が流れダウンし、取り替え。その都度NTT職員が来訪。近隣地域、かなり被害があったようでした。
モデムの脆弱性、何とかならないの? これもIT社会の脆弱性の1側面。
自衛としまして、避雷器も介していますが、ほとんど気休めでしかないようですね。
どなたかバッポンテキ、解決策あればぜひご教示を !


さてお仕事もしてます。今日は仕上げ作業。組む前の最後の工程ですね。
ステップとしましては、
1) 超仕上げ鉋盤で、まず一通り鉋を掛ける。
2) その後、手鉋で仕上げの削り。
3) 次にサンディングと移るのですが、うちでは3点ベルトサンダーという機械でサンディングしますが、その前にこの機械ではかからないディテール部位、曲面などを手作業でサンディングしなければなりません。
鉋掛けについては、叙述しはじめると、数ページでも納まりませんのであらためてにします。
サンディングにつきましては「工房 悠サイト」の「機械」のところでも要点を記載していますが、なかなか重要な工程でもありますね。
3点ベルトサンダーを使うということに対しては、とかく「手作り」を標榜する方々からは胡散臭く見られるようですが、これは全くの誤解であることは銘記しましょう。使っている職人に聞いてみれば誰しもその威力(精度、均質にサンディングできる性能、生産性 etc )を語ってくれることでしょう。
いずれにしましても、「工房 悠サイト」でも記述しましたが、鉋をしっかりと掛けた状態で、サンディングはあくまでも「素地調整」というところにその機能を限定しなければいけませんね。
鉋がいやだからサンディングで、というのは本末転倒でしょう。
サンディングについては、あらためて(あまり日をおくことなく、ですね)記述します。
そうそう、過日のエントリーにカタログ販売での座布団椅子のアームレスだけがなぜ?、という記述をしましたが、今日、そのお客から電話がありました。
最初はクレームなのかしらん、と思いましたが、杞憂。同封しておいたパンフレットをご覧になって、別の家具も注文したいとか。北海道の男性でした。
肘無しの理由は、やはり使用環境での選択のようでした。様々なお客がいるのですね。

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