工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

第51回グラミー、最優秀新人賞のADELに期待

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Adele

第51回グラミー賞、8日に授賞式があった。
日本ではWOWWOWが放映したと思われるが、視聴環境は無いし、ネットでチェックしていただけ。(いずれNHK BSでも放映してくれるとは思うのだが、NHKサイトでは予告がないね)
主要五部門を制したのはロバート・プラント&アリソン・クラウス。
カントリーはほとんど興味が無いので分からないが、ブッシュからオバマに政権が変わって、今なぜカントリーなのか、いよいよ分からん(苦笑)。
そんな中で注目したいのは最優秀新人賞と最優秀ポップ女性歌手を受賞したUKシンデレラガールのADEL(アデル)
1stアルバム『19』(2008年)がイギリスのアルバムヒットチャートに初登場で1位。
アメリカのiTunesでもアルバムチャート1位。
その勢いを駆って グラミー賞にノミネート。結果主要2部門受賞。
初アルバム、弱冠20歳でグラミー2部門受賞はすごい、と思い、iTunesで視聴したりしていたが、
何と公式サイトの1つに、良質なビデオクリップでの再生が可能(Flashだね)なサイトがあって、ちょっとびっくり。アルバム『19』の主要曲が並んでいる。
・Make You Feel My Love
・Hometown Glory
・Cold Shoulder
・Chasing Pavements(最優秀新人賞曲)
・Daydreamer
「Chasing Pavements」などはユニークなダンスパフォーマンスを取り入れた優れた映像表現になっている。
ミュージシャンのWebサイトも様々に嗜好を懲らしたものがあるが、この手法はシンプルで、かつ訴求力があると思った。

(このビデオクリップはiTSでも取り扱っているので300円で購入可能→こちら

日本の所属サイトでは“スモーキー・ヴォイス”と、その特徴を形容しているが、何ですか、このスモーキー・ヴォイスってのは? 昔ハスキーボイスという形容があったけれど、同じようなもの?
でも20歳とは思えぬブルージーで、ジャージーな内省的雰囲気と、確かな歌唱、ギターテクニック(ギター以外にもいくつかの楽器をこなすという)、そして心揺さぶる音楽世界。
すばらしい新人だね。アメリカからは出てこないようなタイプかも知れない。
第45回グラミー賞では、最優秀新人賞をはじめノミネートされていた8部門全てを受賞した、ノラ・ジョーンズ(Norah Jones、シタール奏者ラヴィ・シャンカールの娘でもある)には受賞数では及ばないものの、2歳若い受賞だし、同じようなジャンルのミュージシャンだが、個人的にはこっちの方が好きだし期待したい。
LIVEスケジュールを見れば、連日予定が入っているのは当然だとしても、業界に消費され尽くされないよう、自制しつつしっかりやって欲しいね。
繁忙の余りストレス抱え、甘いものばっかり食べ過ぎて、これ以上太らないようにね。
■ グラミー受賞を伝えるBBC
■ 日本の公式サイト
Adele Chasing Pavements

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