工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

今年も月齢カレンダーを

月齢カレンダー
年末はとても忙しく街へと出る機会に恵まれず、先週末やっと「月齢カレンダー」を買い求める。
既に業者などから日付だけのものや、保険会社などからなかなか豪華な風景写真入りのものなどいくつものカレンダーがあったが、やはりお金を出しても欲しいのが月齢カレンダー。
ここ5年ほど続いているかな。
船乗りでもなければ、釣りをやるのでもなく、ただ月の満ち欠けとともに時間経過を感じたいだけの話し。
この月齢カレンダーというのも様々なタイプがあり、毎年余裕を持って探すのができなくて、いつも選択肢が狭くなってしまった時期に買い求めているので、少しづつ表記されている情報は異なる。
でもムーンフェイスだけは変わらず、どっかりと鮮明に表示されているので良いだろう。
一般に広く用いられているカレンダーはいわゆる太陽暦(グレゴリオ暦、新暦)を元にしたものであるが、日本での古来からの様々な暦に関わる農事であったり、二十四節気の呼称などは今も残っていて新暦の暦にも表記されていたりするが、これらはやはり旧暦の方が理解しやすいし、また月齢との関係もより親和性が高いということになれば、こうした月齢のカレンダーも意味のあるものとなるだろうね。
ボクはどちらかと言えば近代合理主義に立った価値概念に基づく行動スタイルを専らとするけれど、自然現象、天体が地球にもたらす影響などについては、科学的に立証されていないことも含め、いわゆる古来からの言い伝えなどには聞く耳を持ちたいと考えている。
男にはなく女性に感じられる謎多き神秘性についても、受け入れたいと思うしね‥。(いえ、話しを混ぜっ返すことではなくてね‥‥)

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  • こういうカレンダーも、面白いですね。
    だけど、私が興味を持ったのはカレンダーの下。
    材料の下に何やら毛布に包まれたテーブル。
    材料を傷つけないための毛布と思われますが
    どういう時にどのように使うのか
    ちょっと教えていただけないでしょうか?
    加工中の材を置いておくだけ、とか
    何かの加工をする時に使う、とか
    急激な環境の変化を緩和するために材料をくるんである
    とか、でしょうか?

  • acanthogobiusさん、汚い毛布に眼がいくとは思いもせずに、安易に仕上げ作業途中のものを下に撮影してしまいましたね。
    残念ですがただの古毛布でしかありません。
    加工途中のものを養生したり、仕上げ途中のものを傷付かないようにしたりと、その用途は様々ですが、他の方々がやられていることと変わるものではありませんね。
    因みに置いてあるのはクルミの机、脚部ですけどね。

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