工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

長坂 翁



ここの蕎麦は2度目だったかな。
場所もうろ覚えで、しかも前回とは逆の諏訪方面からのアクセスということもあり、ちょっと迷う。
移動はカーナビを設置していないトラックだし‥‥。
iPhoneで住所検索、マップマッチングを試み無事に辿り着くが、週末ということも手伝ってか、かなり混雑。

納品も終えた後で急ぐ旅ではなし、里山の靜かな木立に囲まれたロケーションをながめつつ、声が掛かるのを待つ。
この「超」が付くほどの有名な蕎麦屋、メニューもざると田舎だけ。
他には酒などのサイドメニューのみ。

それでもセットメニューというのがあり、お豆腐と焼き味噌が付くのでそれにする。
ボクは蕎麦に関しては贔屓にしている地元の宮本藪蕎麦を嚆矢とするが、宮本藪蕎麦ほどの細さではなかったものの、鶯色をした細打ちの美しい蕎麦だ。
つゆの方だが、体調が優れなかったのか、なぜか妙なクセが気になったものの、まずまず美味しくいただいた。
おかわりを頼むほどの少ない分量でもなく1枚で満足。

お豆腐も美味。焼き味噌(画像、木ヘラ)も甘からず辛からず。
薬味がちょっと足りなかったかな。

この「翁」、全国に暖簾分けも含む弟子が大勢いらっしゃるそうで、以前、大町市にできた新しいお店に出掛けたたこともあった。
良い蕎麦だったと記憶している。、
店舗もモダンな数寄屋風というものだった。

また近く、暇な時間を見つけ、宮本藪蕎麦にチャリで出掛け、一献傾けながら蕎麦を啜ろう。
石巻行に大枚をはずんでくれた亭主ともじっくり話がしたいしね。

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