工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

日曜日

睡蓮



日曜の朝はゆっくりと起き、午前中は近くの園芸店でプランターの苗を買い求める。
画像は園芸店で見付けた小さな睡蓮(少しレタッチ)

午後は図書館で涼しく読書三昧のはずが、農を営む友人が午後早くにもぎたてトウモロコシをぶらさげてやってきた。
病を抱えた身での田植えは大変だったようだが、収穫の喜びへ向け力を振り絞ってやりきったようで、安堵感に包まれた良い笑顔だった。

浜岡原発から20km圏内で暮らす農家であれば、話題は自ずと原発問題に収斂してしまうのは自然なところ。

浜岡再稼働の困難は必然としても、フクシマ帰因による放射線汚染も無視できないようで、行政による検査態勢のお粗末さ、情報公開への不信をつのらせていた。

さらには玄海原発の安全宣言が科学的根拠とはおよそ無関係な政治的な判断でしかないこと、「子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク」の発表‥‥「6歳から16歳の子供たち10人の尿検査をした結果全員から微量の放射性物質を検出、内部被曝が疑われる」の衝撃 ──
3月12日の水素爆発直後、あるいはその後のベントの直後に検査していれば、今回検出されなかったヨウ素を含め、かなりの数値が出た可能性が高いはず、等々(河北新報

既に機は逸したとはいえ‥‥、福島県下のこどもたちを対象とする集団疎開を強力に推し進める方途は無いものか、その全国的な支援態勢の可能性は?

楽しかろうはずの友との会話も、3.11以後、大きく揺さぶられている。

下は友からのトウモロコシ。1粒1粒が宝石のように美しい。
半分だけ茹で、残りは隣家にお裾分け。
茹でたてをガプリッ。自然な香りと甘さが“口福”をもたらす。
食べ残しは冷凍。解凍後は軽く醤油を塗りながら焼けば、なお旨いだろう。

初夏の味覚

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  • この画像をみたせいか?
    とうもろこしを食べたくなり
    近所の無人販売所にあったとうもろこしを
    家内が買ってくれた。

    さっき、食べましたが、甘くて美味しい。
    幸せ。

    • 無人販売所ですね。
      うちの周囲にもたくさんありますよ。
      形が悪かったりしますが、採れたて、もぎたての野菜、果物が、単一価格(その多くは100円)の格安で買えます。

      昨今のモロコシ、品種改良のせいか、とても甘いですね。
      探せばスイカの無人販売もあるようなので、楽しみ(この場合は100円というわけにはいきませんが)。
      最後の「幸せ」が効いています (^_^)v

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