工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

McDoでMac(BBモバイルの快適さは)

McDoでMac
今朝早く懇意にしていただいている静岡市内の塗装屋さんへ塗装が仕上がったというので引き上げに出掛けたのだが、ちょっと開業前にこの塗装屋さんの近くの24時間営業のマクドナルドに立ち寄り、BBモバイルを初体験。
初体験というのは少し正しくないかな。
以前はこのSoftBank Telecomは全国のスターバックスコーヒー店でBBモバイル環境を無料で提供していた。
しかしこれは試験的なものであり、残念ながら数年間で停止されたが、その間何度か利用させてもらった。
いつの頃からかは知らないが、同じBBモバイルが銀座ルノアール各店舗、いくつかのホテル、およびマクドナルド各店舗で有料提供していることを知り接続を試みた。
この初体験を前に、現在国内で提供されている公衆無線LANの現況について少し調べてみたが、様々な通信会社が積極的に展開していることがわかった。
これはコンピューターでのモバイル利用者の増加もあろうが、むしろiPod Touchのようなネット接続の可能なガジェットの普及が促進のエンジンになっているのだろうと考えられる。
ところでご存知のようにモバイルでのインターネットアクセス環境は、こうした公衆無線LAN環境以外に、PHS、あるいは携帯電話各社のデータ通信などでかなり以前より展開されている。


ボクもかつてはPowerBook、iBookなどを持ち出し、これらのノートブック購入時に契約したPCカードタイプのPHS端末、あるいはau携帯に接続する端末ポートなどでしばらく使っていたものだった。
しかしボクのように普段工場での制作活動を専らとする者にとっては、あまりモバイル環境でのネット接続はたいした興味のあることではないので、せいぜい1週間単位での展示会の立ち会いなどで必要とされるぐらいか。
また個人で運用するには、後日送られてくる請求書の内容に驚かされることもあり、そうした事情からもあまり頻繁に利用するということにはならなかった。
ボクの弟は薬品メーカーの社員であり、モバイルコンピューターの貸与から、定額モバイル通信環境も無償提供されていたので、あまりコスト意識は無いようだったが、とてもとても個人ではそのようにはいかない。
従量制ではいわゆるパケット単位での課金であるので、せいぜいメールチェックぐらいで、ネットサーフィンなどもっての他であった。
現在の公衆無線LANではもちろん月単位での定額契約とともに、1日単位での使い放題というサービスも多く、かなり実用的になっていると思われる。
1日350円から500円というところが多いようだ。
ボクのようにたまにしか使わないユーザーには手頃な環境であると言えるだろう。
因にBBモバイルはユーザーが契約しているプロバイダー(接続業者)からユーザーID、パスワードを取得し、課金も月々の請求に加算されるというわかりやすさ、敷居の低さだ。
NTTコミュニケーションが提供しているHOTSPOTも同様のようだ。
昨夜、このID、パスワードを発行してもらうべく、プロバイダー、関連サイトにアクセスし契約手続きしていて、ちょっとびっくりしたのは、BBモバイル、HOTSPOT、両方のID、パスワードが同じページで提供されていた。(もちろん、そのコードは異なるのだけれど)
以下、簡単にその接続方法の概略を。(画像はクリック拡大)
BBモバイル1MacBook Airはあらゆる使用環境が無線を前提としている。
起動すると、ユーザーが特に設定しているのでもないのに、いきなりその場所におけるWi-Fi状況を示すウィンドーが開く。
画像の「mobikepoint」がBBモバイルのアクセスポイントを指し示している。
「NTT-WEST」は西日本電電が提供している「フレッツスポット」なのだろうか?
しかしマクドナルドで展開しているという情報は得ていない。
BBモバイル2この「mobilepoint」を選択するとWEPパスワードを求められる。
昨夜取得したパスワードを手入力する。画像Topのモニター右下の黄色い付箋がその控(これだけはMacに入れておくわけにはいかない)。
そうするとメニューバーのAirMacの無線状況を示すアイコンが薄いグレーから実線へと替わって接続されたことを示す。
BBモバイル3ブラウザSafariを起ちあげると、BBモバイルのログイン認証画面が現れる。
ここにプロバイダーから提供された ID、およびパスワードを入力すれば、全ての手続きは完了する。
メールの送受信はプロバイダーによってはサブミッションポートの設定などが必要となるようだ。
セキュリティーはWEP40/128ビットということで、現在の無線環境では高度とは言えないまでも、最低限のセキュリティーは確保されているようだ。
なお、料金はボクが契約しているプロバイダーの場合、350円/1日、だが、無線スポットを複数会社でまたいで使用した場合にはそれぞれ課金されるのは言うまでもない。
今日はマクドナルドの一番隅に席を確保したせいなのか、あまり無線条件は良くなかった。
MacBook Airのワイヤレス機能は「IEEE 802.11a/b/g」に加え実効通信速度がこれまでの2倍となる100Mbpsを誇るIEEE 802.11nという新規格(予定)に準拠している。
しかしこのマクドナルドが提供している無線LAN規格は「IEEE802.11b」であるために、速度が遅いのだろう(規格の中では最も遅い)。
Macメニューバー
さてMacBook Airのモバイル環境での重要なポイントであるバッテリーの持ちだが、昨夜フル充電し、このようにネット接続しながらのテキスト打ち込みなどの作業で約1時間。バッテリーの状況を確認すると、画像のように、まだ4時間は使えるとの表示。
本当かいな?
BBモバイル
「生まれながらのワイヤレス(MacBook Air)

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  • うまく繋がりましたか?
    一日350円ですか
    何時間やっても同じなのでしょうか

  • kokoniさん、お早うございます。
    接続はあっけないくらい簡単でした。
    なおHOTSPOTの場合のID発行はネット上からの手続き後、メールで送られてきますが、BBモバイルの方はプロバイダーのサイトからいきなり発行してくれます。
    料金単位は1日、何時間でも、場所を変えて何カ所でも使い放題。
    都心は「libedoor Wireless」が、電柱という電柱にアンテナを張り巡らしているようですので、どこでも繋がるようですよ。

  • こんにちは!FONの利用者はlibedoor Wirelessも無料で利用できるのごぞんじでしたか?
    今パソコンの買い替えを考えていて、今日も電気店にでかけて偵察してきたのですが、Win機が格安でまた考えてしまってます^^;私の場合は家と店の往復ぐらいで持参で出張するなどありえないのです。でもMac+Win環境も興味ありで・・・、困ったものです。で、本日のお買い物は両親用の薄型TVですから・・・^^;

  • aiさん、すみません。FONについての情報、盛り込むことを失念していましてね。
    >FONの利用者はlibedoor Wirelessも無料で利用できるのごぞんじでしたか?
    [フォネロ]って奴?。補完しあえるのが良いですよね。
    《世界中で無料でWIFIアクセス!》♪
    >Mac+Win環境
    は、現状ではMacでしか作れませんからね。そこのところヨロシクです。

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