工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

Mac OS Lionをダウングレード

先日〈Mac OS 10.7“Lion”〉に更新したばかりのiMacだが、いくつかの使えなくなってしまったソフトがあるために、OSを戻すことにした。ダウングレードだね。
ただダウングレードしたのではなく、HDDにパーティションを組み、新たに作られた領域にそれまでのOS環境を復元させるというもの。
周辺のソフトが対応してくるまでのしばらくの間、元の環境に戻し様子を見ることとした。

本来、OSのダウングレードはお薦めできないが、これはマシン購入時にプリインストールされたOS以前のものにダウングレードする場合のことだと考えられるので、今回は購入時のものにダウンさせるということなので問題ないだろう、との判断。(この部分、違いますかね? いつまでたってもビギナーMac使いの独り言)

ただ、これを行うには外部メディアに以前のOS環境がバックアップされていることが条件。
ボクもMacユーザーとして、必須の〈Time machine〉を使ってきたので、パーティションを組んだところに、〈Mac OS X 10.6 Snow Leopard〉をインストールし、カスタマイズされた以前の状態に復元させることができた。


以下、簡単にその方法を

  1. 〈Mac OS X Lion〉環境以降に更新されたデータを外部メディアにコピー
  2. 〈ユーテリティ〉〈ディスクユーティリティ〉パネルでパーティションを組んでおく
  3. マシン購入時に添付されてきたインストールディスクを用意
  4. インストールディスクをドライバに装填、読み込み
  5. 再起動
  6. メニューバーの〈ディスクユーテリティ〉を選択
  7. バックアップデータ〈Time machine〉からの復元を選択し、パーティションで新たに作られたボリュームへとインストールを開始(2〜3時間を要する)
  8. 再起動
  9. Appleメニューから「ソフトウェア・アップデート」を行っておく(OS10.6.8の追加更新など)
  10. 〈Mac OS X Lion〉環境以降に更新されたデータ(1.)をそれぞれ然るべきところに戻す

たったこれだけ。

運用にあたっては、〈システム環境設定〉〈起動ディスク〉(上の画像)から任意のシステムを選択して起動させる、あるいは‘C’キーでの起動で選択する。
といったところ。

ただ、こうした複数のOSでの運用はお薦めできるものでは無い。
メールを含め、ユーザーの運用過程で作成されるデータの管理が煩雑となるからね。
今回もメールデータの移行途上、うっかりして時差1日分を失ってしまうはめに。


〈閑話休題〉

“秋きぬと 目にはさやかに 見えねども 風の音にぞ おどろかれぬる”

何を間抜けなことを、この猛暑の日々に‥‥、と思われるかも知れない。

でも、今日の夕刻、ふと日陰に入れば、吹く風の心地よさに季節の移ろいを感じさせられた。
暦を見れば週明けの8日はもう立秋である。

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