工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

2冊

本
昨日のエントリでは購入した2冊の画像が無かったので触れなかったが、あらためて パシャッ ☆
「天童木工」(菅澤光政 著/美術出版社)
「茶室とインテリア ─ 暮らしの空間デザイン ─」(内田繁/工作舎)
「天童木工」の方は日本を代表する家具メーカーの開発部部長として同社工場から産まれた数々の名作に立ち会ってきた著者によるディープな社史であり、またその独壇場とも思える成形合板技術などの解説書としても読み応えがありそうだ。
ただ先ほどこの会社の歴史をよく知る人で著者とも親交のある人に尋ねたところ、いくつもの大事なことが抜けている本だなという感想を漏らしていた。
またお会いして詳しく聞かねばならない。
多くの画像も使われているが白黒であまり画質も良くないのが残念だ。
「茶室とインテリア」はインテリアデザイナーの内田氏による、日本の住空間のその特質というものを「茶室文化」から読み解こうとするものであるようだ。
うちのすぐ近くにある「お茶の郷博物館」(設置運営主体/島田市)に併設されている小堀遠州によるところの茶室と庭(復元)が多く引用されているが、個人的にも良く利用させてもらっているところでもあり、近しく読むことができそうだ。

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