工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

iPadを手に取り

1月ぶりのApple Store 名古屋、店舗内レイアウトが大きく様変わり。
他でもない、iPadが置かれたテーブル、L字型カウンターでほぼ半分のスペースが埋められている。
無論いずれも触って、使ってみて欲しい、と言った風で、透明アクリルの円柱を斜めに切り取ったベース上に起動中の状態で置かれている。
アプリのアイコンも3頁に渡る数で納まっているようだ。
iPad、見るも、触るも初体験。
もはや多くを語る必要性はあるまい。
視認性の高さ、レスポンスの良さ、スピーディーな反応などなど。
実機に触れてみれば、メディア上に溢れかえる感嘆の言葉の数々が何一つ偽りでないことを思い知る。
時間調整で立ち寄っただけのあまり多くはない時間枠内での実機体験だったので、試してみたアプリは、〈iBooks〉〈Map〉〈Safari〉などの他、〈Pages〉、〈Numbers〉などのOfficeアプリ。
これらのソフトが、果たしてこのiPadというマシンでどの程度に適正化され、どれだけの実用性があるのか、ということだ。
巷間、iPadはビジネスでは使えないだろという悪意とまでは言えないものの、殊更にノート型コンピューターの機能との違いを強調する向きがあるのは確かだが、いわゆるオフィススイーツの使い勝手、性能への興味はつきない。
ボクは普段からMS Officeに代えてApple社の〈Pages〉、〈Numbers〉を使用しているが、iPadのそれは、キーボード、マウスの入力装置に代えて指先でのマルチタッチ入力という操作方法はむしろ直感的なだけに扱いやすく、まさにあらたなGUI革命とも言うべき進化の方向性を指し示してくれているように思った。
ただ同行した人曰く、高齢者、IT弱者向けに良いデバイスだとは言うけれど、「カナ入力」ができないのはどうなん?との懸念を指摘する。
確かに、iPhone、iPodtouchには(QWERTY)他、(かな)入力方式が搭載されているのだが、どうしたわけか、iPadにはそれがない。
OSのアップデートで対応は期待できると思いたい。
iPhoneの場合もフリック入力の機能は、iPhone3Gリリース後、続くOSアップデートで提供されたように記憶している。

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