工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

「ATOK 2006」導入

花Macにおける日本語文字入力システムは「ことえり」というお利口なソフトが担ってくれていて、OS X 環境下ではかなりの進化を遂げているはず。
でもボクのMacにはジャストシステム社の「ATOK」が相性が良いみたい。
実はOSX にシステムを改変した際、この「ATOK」を OSX対応のものにしていたのだったが、その後投資を削りケチりバージョンアップをしてこなかった。
これまで「ATOK 14」環境下でタイプしてきたのだが、やはりその後バージョンアップしていったOSとの不用な干渉を含め様々な不具合を感じていて、ストレスが募っていた。
Apple社のいくつかのアプリケーションにおいて、日本語入力が上手く反映しない、全く入力できない、あるいは印刷ダイアローグにおいて数値が入力できない、などの不具合が起きていた。
最初はそれらが何に起因するものなのか判然としなかったのだが、1度Apple社、およびジャストシステム社のサイトヘルプ、および電話でのサポートの際にこの「ATOK」との相性の悪さの可能性を指摘されて以降、いくつもの不具合がこのATOKに原因を持つことが判明。そうした可能性のある操作の度ごとに「ことえり」に切り替えて乗り切ってきたのだった
そこで久々に新たにバージョンアップした「ATOK 2006」を購入、インストールした。
かつてのような不具合は現在のところ確認でできないので、まずはバージョンアップの効果大と言っておこう。
ところでこうしたコンピューターにおける日本語入力での不具合というものはMacを含めOSの出自が米国、英語圏にあるということからくる宿命的なものであるのかもしれない。
単に1バイトが2バイトになるだけという単純なものではないのだろう。
全く門外漢な世界であるのでこれ以上は止めておこう。
WebブラウザのSafariなどもまだまだ日本語表示の不適正があるが、これはApple開発陣営の日本語対応化作業チームの尽力で改善されねばならないだろう。
このブラウザ表示についてむしろはコンピューター、プラットホームなどの違いによる機種依存文字の非表示の方が大きいのだろうがね。
Windowsユーザー様方の「独善性」を非難しようにも圧倒的劣勢なMacユーザーの声は届かない。(×_×)
ATOK画像topは記事内容とは関係のない「アガパンサス+ひまわり」の生け花(よく利用する図書館玄関ホールにて)ちょっモダンな生け方だったのでコンパクトデジカメでパチリ。
←は「ATOK 2006」のパッケージ。Apple社のその商品はデザイン的に優れたものが多いのが特徴だが、パッケージにもそうしたセンスを感じさせる。
この「ATOK 2006」のパッケージはそうしたApple社のデザインセンスを拝借したものと感じるのはボクだけではないだろう。
あるいはMacのアプリということで、Apple社との協議を踏まえて、このようなApple親和性の強いデザインにしたのだろうか。…ふむ。

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