工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

FESTOOL ルーター【OF 1400EQ】レビュー

OF 1400EQ本体《はじめに──21世紀の標準スタイル?》
〈OF 1400EQ〉のリリースは昨年の春頃だったろうか。ネットでたまたま知りユニークな形態と先進的なシステムだなぁと憧れたのが最初。

仕様を調べたり米国サイトのレビューを読むうちにだらしなくよだれが垂れてくることとなり、やっと決断し入手することに相成り、数日前に入荷した。
ルーターの購入は10年ほど前のPORTER CABLEの#630 を導入して以来だから久々だ。

現在稼働しているものは
日立M12、リョウビD、BOSCH 1613EVS、PORTER CABLE 630の4台。(参照

試用しての感触でしかないが、このFESTOOL OF 1400EQ は上記稼働のものをけちらし,恐らく最も使用頻度の高いルーター機種になるのではと予測している。

FESTOOL社はドイツのメーカーであり、これまで同社のものは購入したことはなく、やや不安な面もあったがいざ入手してみればたちどころにそのような懸念は杞憂であったことを知らされた。

もちろんドイツ製なので調整のダイアルなどの数値は全てメートル単位。これはインチ仕様と異なり日本人として親和性が高くありがたい。(詮無いことではあるが、1/4″、5/8″、13/16″、11/32″、などといった単位のどこにありがたさがあるのか全く持って理解しがたい←単なる無知でしかないか)

以下〈弊工房標準のルーター機種〉と定義づける根拠をいくつか示したいと思うが、この機種は項目名のようにやや大げさな言い方になるが“21世紀標準のハンドルーター”としての評価を勝ち得ていくのだろうと考えている。(いえ、至ってまじめです)

OF 1400EQシステム
ストレートガイドを装填したところ


《適度なパワー、そして静粛なモーター》
1,400wというパワーなので決してモンスターのようなルーターではない。機種名称でもある1400Wのパワーは決して過剰ではなくほどほどのパワーを有し、作業者の高品位な木工作業をサポートしてくれる秀逸な電動工具と見た。

その静粛性について明示的に言うのは困難だが、少なくとも手持ちの類種クラスと比較して最も静粛な回転で動作してくれる事を確認している。

因みにBOSCH/1613EVSは1,300wとOF 1400EQよりもパワーは低いのだが、騒音はむしろ大きく、同様にM12と較べればその静粛さは大きな違いとして確認することができる。

もちろん作業台に置いた状態で電源を入れロックし手を放してもこの〈OF 1400EQ〉は決して暴れることなく、その位置に停止した状態で静かに回り続けている。

また操作性に大きく関わるボデーの重量であるが、わずかに4.5Kg。日立工機 M12V2/6.3Kg、マキタ 3612C/6Kg,と比し大きくその差を付けている。
確かに電動工具というものはその作業性から軽ければ良いというものではない。むしろ重硬さを要求されるケースは少なくない。
しかしルーター作業という分野においては4.5Kgと6 Kgではボクは軽い方を愛好したいと思う。

《ビット装填作業における特徴──ガイドバー機構のユニークさ》
ビット装填、解放が1本のスパナがあれば可能なシステムになっているというのは各メーカー共通のトレンドになっているが、この〈OF 1400EQ〉も同様だ。

さらにスピンドルロックは締め付けと解放が1つのシーソータイプのボタンで操作するというところがユニーク。
さらにまた昇降のための2本のガイドバーが通常センターに位置している(対角線上にある)ものだが、こちらはオフセットになっていて、ビット装填作業などでの空間確保という点に於いて作業性の改善に寄与している。

スパナの回転角度がより大きく確保されているということは大いに評価すべきで特記したいところだ。

なおガイドバー昇降のロックは大きめのノブクランプでの操作で行うことになっているところもユニーク。そのグリップ感は良く操作性は悪くない。
OF 1400EQオプション

  1. 電源コード取り外し
  2. 8mmコレットナット
  3. テンプレートガイド アダプター
  4. コレット交換レンチ
  5. 木端面取りの時などに用いる吸塵カバー
  6. 吸塵ポート


OF 1400EQ機構

  1. パワースイッチロックボタン
  2. パワートリガーレバー
  3. 回転数制御ダイアル
  4. スピンドルロック シーソーボタン
  5. 深さ微調整ダイアル
  6. テンプレートガイド装填ボタン
  7. ストレートガイドバーロックダイアル



《深さ制御の操作性》
Plunge Routerの重要な機構である昇降の機構を見てみる。

まずは驚く無かれ、昇降ガイドバーがオフセット レイアウトになっているのにも関わらず片手での実に滑らかな昇降が可能であることを特記しておきたい。
今後使い続ける中で、この操作性がどの程度劣化していくのかは興味のあるところだ。
Quick depth adjustment range(深さ調整のレンジ)は70mm、Fine depth adjustment range:(微調整のレンジ)は8mm。
このシステムは基本的には他社メーカーのものとさほど変わるものではないが、しかし1つ1つの機械精度、操作性、デザインなどが秀逸なのだ。

Fine depth adjustmentは0.1mm単位に刻まれたダイアルをカチッ、カチッと回すことで0.1mm単位でのアジャストが可能だ(画像:5)

《ダストコレクトのあくなき追求》
最近の電動工具に共通に見られる吸塵システム(ダストコレクトシステム)の導入であるが、ルーター作業での排出されるダストはすさまじいものがあり、この対策は疎かに出来ない。

さてこの機種へ吸塵システムは微に入り細を穿ち、というところまで進化しているところを見ることができる。
しかもそれらのアタッチメントの装填は全てに於いてワンタッチ。これはこの機種の他のアタッチメント共通の設計思想であるが、ネジのような工具を必要とする固定システムではなく、しゃれたデザインの操作性の良い工具不用のワンタッチシステムというところに大きな特徴がある。

《ボデーのカラーリングなどに見るモダンデザイン》
最近リリースされたばかりの国内メーカーのハンドルーターがあるようだが、あのデザインは如何なものだろう。TVアニメキャラクターのようなこけおどしのデザイン。

比してこちらは黒1色に操作ボタンなどに緑がアクセントカラーとして使われているだけのシンプルでモダンなデザイン。
デザインとはカラーリングだけではなく、もちろんボデー、操作部、他あらゆる品質を対象として評価されるべき品質評価のカテゴリーだが、いずれを取っても優れたデザインだろうと感じる。

《その他の特徴》
・電源プラグが本体から簡単に取り外し可能
電源コードが本体部位からワンタッチで取り外しが可能なシステムになっている。
一般に電動工具において、メーカー取説には必ずビット交換時に電源コードを抜いてから操作しましょう、と記載されているものだが、これが手元で出来るのはありがたい。
恐らく知る限り、他にはこのようなシステムを導入しているメーカーは無いのではないか。
ハードな使用環境に於いてこのシステムは脆弱なのではとの懸念が無いわけではないが、確認した限りにおいてかなり酷使に耐えられるような高精度の作りなので問題はないだろう。

・片手操作での電源ON,OFF
電源ON,OFFトリガーボタン、そのロック、および可変回転数のダイアル操作は片手で可能だ。ハンドルを握りながら、親指で電源トリガーボタン、人差し指でロックボタン、そして必要であれば親指で回転数ダイアル操作。
もちろん電子制御でスロースタートの機構が搭載され、より安全に被加工材にビットを当てることができる。

OF 1400EQコンテナ・収納函に見る優れたシステム
これはあまり予測していなかったことであるが、運送用のダンボールを開けたら、ハードなプラスチックコンテナが出てきた。
この中に本体、標準添付品が収納されていたのだが、何やら外部にいくつものラッチが付いている。??
あらためて米国メーカーサイトの取説pdfを見れば複数のコンテナをスタック接続するためのラッチと判明。
現在はこの1機種だけなのでこの利便性を蒙ることはないが、恐れ入りました、という感じではある。〈Systaner〉と呼称するのだそうだ。参ったね。

《オプションアタッチメントの導入》
OF 1400EQテンプレートガイド
本体が入荷したので、後はこれを快適に使うためいくつかのアタッチメントを新たに入手しなければならない。

まずはコレットだが本体に標準添付されてきているものは 1/2″、8mm (何故か 1/4″が付いてこなかった)だけなので、とりあえず 12mmのコレットが必須。

またテンプレートガイドも数種のサイズが必要だ。
もしやと思い「 PORTER★CABLE」のルーター収納箱を取り出し、入れておいたテンプレートガイドセットの小函(Templet Guide Kit #42000)から取り出して FESTOOLのテンプレートガイドに装填してみたら、何とジャストフィット。(^^)v

これは小は5/16″(7.93mm)から大は 51/64″(20.24mm)まで7種のサイズが揃っているものだ。
このオプションアタッチメントのメーカー枠を越えた親和性が決して偶然のものではなく、FESTOOL社の米国におけるルーター普及度を勘案した設計戦略があるのかもしれない。(どなたか確かな情報を取得している方がいればご教示いただきたい)
この〈OF 1400EQ〉導入をお考えの方はこのTemplet Guide Kitを入手されることをお奨めしておきたい。

実はFESTOOLのルーターではこうしたテンプレートガイドシステムの他に〈Copying ring〉という各サイズのものもあるのだが、これを一揃い準備するよりもTemplet Guide Kitを導入すれば十分だろう。(但し24、27、30、40mmという大きなサイズもあるのでこれはこちらに譲るしかないのだが)

《最後に──久々の良い買い物》
実はこのレビューを書くに当たって日本のネット上での関連記事を探したが皆無だった。
確かに日本のFESTOOL社でもこの新しい機種の取り扱い始まっていない。
以前この会社に電話したところ、まだ評価が定まっていないので取り扱わないとのコメントが帰ってきたことにも示されるように日本での普及は全く進んでいないのかもしれない。

上記私見はまだ試用の段階のものでしかないが、395ドルの価格は国内他社メーカーのものと比し、運送経費を加算勘案して決して安価なものではないかも知れない(しかし決してとんでもなく高価というほどのものではない)が、躊躇せず購入を決断して全く後悔がないどころか、本格的に使う機会を心待ちにしている。

このエントリーが決して簡便な紹介記事ではなく、それなりの前屈みの記事になっているところをくみ取っていただければ、ニュアンス(真意)も伝わると思いたい。
ボクは何もア・プリオリ、無条件にドイツの工具が素晴らしいとは言わないが、その独自の設計思想、品質管理、ユーザビリティーなど、米国、日本のメーカーとは少しばかり異なる道具へのこだわり、木工愛好家、プロの木工職人への親愛すら感じさせる企業理念に感じ入るものがあったことを明らかにしてこの項を終えたい。

参考サイト
■ 米国FESTOOL社 Router OF 1400 EQ
* このサイトは仕様の詳細はもちろん、動画での使用状態、 pdfでの取扱説明書の提供、各誌レビューなど、網羅的な情報満載なサイトになっている。
(日本のメーカーサイトなどと比肩することがアホらしくなるほどユーザービリティーに充ち満ちたものになっている)
【OF 1400EQ 仕様】
Power : 1400 Watts / 11.7 amps 120 v AC
Drive shaft speed: 10000-22500 rpm
Quick depth adjustment range: 2 3/4″ (70 mm)
Fine depth adjustment range: 5/16″ (8 mm)
Collet dia. range: 1/4″, 3/8″, 1/2″ and 8 mm
Adjustment accuracy: 1/256″ (0.1 mm)
Weight: 9.9 lbs. (4.5 kg)
*補記(06/08/28)〈FESTOOL International Website〉にFlashアニメーションがあったのでLinkする。(但し機種はこの1400 EQ がリリースされる前の機種 OF 1010のものだが、基本的なところは同様。むしろいくつかの点で改良されていることは言うまでもない。アニメーションならではの分かりやすさがある)
【アニメーション】 Router OF 1010
また既にLinkした同社米国サイトでは様々な動画が提供されているので参考にされたい。

《関連すると思われる記事》

                   
    
  • こんにちは!
    このエントリーを拝見して思い出しました。。。送ると言っておきながらすっかり忘れておりました。。。これから発送でもよろしいですか?
    グリップ側で外せる電源コードには僕も感激しました。ビット交換時に邪魔な配線を引きずらないで済むのも良いですね。あの、収納ケースはすぐにゴミが溜まり出しますが、現場で作業する時などには重宝すると思います。

  • Ikuruさん、彼の地の夏の暮らしは謳歌されましたでしょうか…。
    そうそうボクもあなたのコメントで思い出しました(笑)。
    お願いが有効期間内でしたら ≦(._.)≧
    既に使われていらっしゃるようですね。クラスでの人気もあると見て良いようですね。
    使用経験者としてボクの記事に間違い、問題などあるようでしたら指摘してください。

  • 日立の新しいルーターはまるでガンダムのようですね。
    あれが斬新で力強いデザインだということなので
    恐れ入ります。
    festoolよさそうですね。私はあまりプランジルーターは
    使わないのでちょっと縁がないかもしれません。
    それとやはり価格でしょうか。ポーターケーブルの同じタイプのルーターの倍以上の価格ですので良いのは分かっていても手の出ない人も多いかもしれません。
    マキタのルーターですら米国でしか発売されていないモデル
    があるくらいですから日本での発売は難しいかもしれませんね。

  • acanthogobiusさん 
    ガンダム、ですか。なるほど。ボクは世代的に良く分からないんですがね(苦笑)
    他の機種も同様のラインナップのようですが、ガンダム世代をターゲットにしているのでしょう。
    M12は長く使ってきていますので、その更新とあらば興味がありますが。さて…。
    ポーターケーブルはモーター部および基本スペックへの信頼は高いものがあります。使用経験のない人にはぜひお勧めしたい。

  • いつも楽しく拝見させていただいております。
    今日は、どうしても気になることがあって、質問させていただきたいのですが、この手のアメリカ仕様のパワーツールを日本で使用する場合、電源はどうされているのでしょうか?
    海外のツールは魅力的ですが、いつもこの疑問が晴らせません。普通にAC100Vでも使用できるような仕様になっているんでしょうか??
    とにかく静かなパームルーター(トリマ?)を探しているんですが、なんでメーカーのカタログには騒音レベル書いてくれないんでしょうねぇ。

  • ぽる さん ようこそ 訪問ありがとうございます。
    米国仕様は一般に 115V or 120V という仕様になっているかと思います。
    したがって日本で商用100vで使う場合はパワーは1〜2割低減するのでしょうね。
    しかしその程度の数値はあまり実用上問題ないと考えています。
    実はこの〈OF 1400EQ〉は北欧の知人が買って送ろうかという申し出もあったのですがあちらは200Vですので、遠慮しました。(昇圧トランスを用意するか、3相200vを2相で使うかすれば OKですが)
    >静かなパームルーター(トリマ)ですか。
    これは仕様には数値での表記がありませんので、難しいですね。
    実際に試用しないと分からない。
    PoterCableは静かだという印象がありますが、ここのトリマは使ったことがない。
    また良いトリマが見つかったら教えてください。
    余談ですがこのBlogで最もアクセスの多いページは BOSCHトリマ「PMR 500」紹介のページです。
    皆さん関心が高いようですね。

  • 早々にコメントありがとうございました。
    これで漸くモヤモヤが吹っ切れました。
    PMR500のページは私も拝見し、大変参考にさせていただきました。
    今日は機会があって、リョービのTRE-40の音を聞かせてもらうことが出来たのですが、近くTRE-55とPMR500を聞き比べられるかもしれません。仰るように、見て判断できないので、聞くしかないわけで・・・・
    欲を言えば自分で削らせてもらえるともっとありがたいですが、そうそう思うようにはいきませんからね。
    目星をつけている最有力候補はPR20EVSKってモデルですね。BOSCH製でPMR500のアメリカ仕様といったところですが、スペック的には上位機種になるのではないでしょうか。聞き比べが終わったら、たぶん発注してます(^^;

  •  はじめまして。たいへん有意義な情報が多くいつも拝読しています。
    トリマーですが、私の経験ではマキタの3707FCが音はかなり静かで長時間連続使用しても疲れがすくないです。ただし自分で実際の作業に使っている他機種=マキタ3701、日立M6、リョービTR-50と比較しての話です。ボッシュその他、海外のトリマーは使ったことがありません。
     マキタ3707FCはソフトスタート、回転自動制御、LEDライトなどの特徴のほか、ボディの径が細く片手で握り易いこと、ケーブルが天辺から上方に出ているなども使い勝手はいいと思います。反面、マイクロアジャスターは付いていないし、筒固定のバックルは慣れが必要です。LEDライトもガイドを使わないでビット先端を注視しながらフリーで彫り込みする場合などはすこし暗いと感じます。定価は28000円ですが、ネットでいろいろ探すと17000円程度で入手できます。 
     いずれにしろ完璧なものはなく一長一短なので、あとは自分の目的・優先順序に合致するかどうかでしょう。

  • ぽる さん 参考になったとすれば嬉しいですね。
    PR20EVSKはBOSCH Japanの類種とはパワー、可変速などいくつかのスペックが異なるようですが、良い選択だと思われます。お奨め機種ですね。
    日本市場投入のものはドイツ製ですが、PR20EVSKは米国製だと思われます。駆動部(モーターユニット)が異なる可能性もあり、したがって静粛性においても違うかも知れませんね。
    入手できましたらまたお聞かせください。
     ──────────────────────
    大江さん。ご訪問ありがとうございます。
    使用感に裏付けられた詳細な情報提供ありがとうございます。取り上げている機種はこのメーカーの最上位機種なのでしょうか。
    LEDライトですか。充電ドライバーなどに搭載が進んでいる奴ですね。なかなか魅力的です。
    市場シェアにおいてはこのメーカーが圧倒しているのかも知れません。
    しかし ぽる さんも含め、皆さん回転音について関心が強いようですが、これは単に静粛性ということに留まらず、モーターユニット部の機械精度の高さを要求している、ということなのでしょう。
    確かにそういう側面から評価するというのは電動工具の基本性能に関わるということで重要なことなのですね。ウム…なるほど。

  • こんばんわ はじめまして。
    大変参考になる、また好奇心そそられる情報を 楽しく読ませていただいています。
    マキタ3707FCは私も使っていますが、特に音の静かなことはグンバツです。話題に出ているリョービの2機種を使っていましたが、即駆逐です。PC97310も別途付属ベースが必要で入手しましたが、音の凄さでお蔵入り状態です。マキタをもう1台検討中ですが、BOSCHの可変速(トリマーではあまり必要を感じませんが、樹脂加工を検討中)にも心が動きます。電子制御付には別売スピコンを使うのはやはりヤバイでしょうか。
    よく出る話題の115V(前後)の件。100Vとの差は侮れないものがあります。集塵機でパワー不足を感じトランスを使用していますが、汎用モーターでは その効果に音も伴うのが玉に瑕。米国のツールの音を云々する時、サイクルを含む環境をないがしろにはできないと思います。えらそうなことを言ってゴメンナサイ。

  • ぼん 平田佳男さま ご訪問、コメントありがとうございます。
    マキタ3707FCへの評価は高いものがあるのですね。
    ボク達木工家は三相動力モーターが主ですので電動工具の回転音はあまり気にするようなレベルのものではありませんが、作業環境によっても、あるいは作業員が受けるストレス、疲労などの観点からも静粛性は重要なのかも知れません。
    詳しくはありませんがスピコン(スピードコントローラ」にも様々なタイプがあるようですので確たるものではありませんが、一般的な電動工具の電子制御付も汎用モーター(整流子モーター)ですのでコントロールは効くのではないでしょうか(使ったことがありません、どなたか適切なアドバイスいただけますかね)。
    >サイクルを含む環境をないがしろにはできない
    米国は確か60Hzですので、富士川を分岐点として西は同じ。東は50Hzですので位相誘導モーターは回転数は落ちますね。整流子モーター(汎用モーター)ではどのような違いが生ずるのか。これも詳しくは分かりません。

  • OF1400EQ こちらのレビューを拝見して 衝動的に買ってしまいました。デザイン、手に持ったときの重さや操作機構のレイアウト等のバランスの良さ。好みにピッタリです。コレットも3種揃っていました。残念なことにガイドバー2本共に錆が出ていました。特に発泡スチロールをかませてあった右手側は殆ど全面的に錆ていて完全除去はとても無理です。一度そっと押し下げてみましたところ、違和感は感じませんでしたが、普通に使っても樹脂や塵が固着しやすく
    よく手入れすべき箇所。早速クレームを入れるべくパーツ?
    を調べましたが、この部分に限り表示がなく、手元にあった教本に載っていたplunge barの呼称でインターネット翻訳をを使って作文 メールしました。先週の金曜日にいれましたが火曜日現在未だ返事はありません。以前にもこの方法で
    ナンノコッチャ マッタクワカランワ みたいな変事が来て
    お手上げ(安価な物だったので泣き寝入り)英語が大の苦手なので、憂鬱です。他のルーター教本の翻訳本にはブランジ
    カラム(綴り不明)の名称もありますが正しくは何でしょうか。クレーム申告の良い手法をご存知でしたら教えて下さい。

  • ぼん さん。EFTOOLゲットしましたか。すばらしい。
    でもさっそくクレームとあらば、うれしさも半減ですね。
    しかしガイドバーが錆びていたとはちょっと俄には信じがたいお粗末さですね。
    (本来あまり錆びるようなところではない)
    鋼にメッキでしょうが、よほど保存管理が悪かったのでしょうか。
    さてこの名称ですが、
    一般的には 〈Plunge Rods〉とか〈Spring-Loaded Column〉と呼称するようですよ。
    ただこの OF 1400 EQ には使われている全ての部品に [ Order/symbols ]というコードが付いていますので、これを銘記すれば間違いないでしょう。(取説に別添されているかと思います)
    因みにこの [ Order/symbols ]では
    #465842(Plunge Rodsの中の棒)
    あるいは
    #492006(こちらはベースとアッセンブリになっている)
    いずれにしましてもご自身で確認されるようにしてください。
    >クレーム申告の良い手法ということですが、
    ボクは英語は不得意ですので、ここで正しい英文を表記することはできません。
    機械翻訳でも良いでしょうからシンプルな文章で訴えれば良いでしょう。
    錆びている箇所が良く分かるような画像を添付されることは必要だろうと思います。
    なお個人海外通販については多くのサポートサイトがあります。
    最後はJETROですね。

  • FESTOOLのドライバドリルを調べていたつもりが
    何の因果か巡り巡ってお邪魔しました(笑)
    パームルーター(トリマ)に関してですが
    私のおすすめはBOSCHでもMAKITAでもなく
    Virutex(ビルテックス)のFR192Nです。
    とにかく精度いいです。
    ビットの刃高(切込)調整もきっちり決まります。
    あとベース取付部やガイドがアルミ製で頑丈、
    ベースそのものもアルミダイカスト製で
    きちんと平面になっている(維持できる)のが
    小さいベース面のトリマーとしてはポイント高いです。
    回転数可変ですし、造りは小型ルーターといった趣です。
    スペインの会社だそうでどうかと思ったのですが(失礼)
    大当たりでした。
    あ、騒音に関しては他を知らないので
    日立M6、M8よりは大分静かとしか言えません。
    参考にならずズレた書き込みですいません。

  • AUDINさんはじめまして、ご訪問&コメント感謝します。
    Virutex社とは、また珍しいメーカーですね。
    ラインナップも充実しているようで、なかなか興味深いです。
    この世界も国内で手に入るものはごく一部なんですね。 ウム、奥が深い。

  • 私がdominoを買った店でFestoolルーターの
    販売が始まりました。
    使ってみたいけど今はお金がありません。

  • acanthogobiusさん、そうですか。
    舌なめずりしている、というところでしょうか。
    別の記事でのコメントのFESTOOL社の国内販売網のことですが、近々何らかの公表ができるかもしれません。現在準備中というところのようです。

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