〈承前〉
2回にわたり〈共通仕様〉について述べてきましたが、今回から各メニューに入っていきます。

Top(Home)

いわゆる一般に[Home]と呼ばれるところですが、《木工家具の工房 悠》の顔ですね。
上下のヘッダー、フッターは先に述べてきた通りですが、これに挟まれた部分が個々のメニューの中身になります。

ところで、最初から余談で恐縮なのですが「 ホームページ 」という呼称がありますね。
例えばこの《木工家具の工房 悠》というWebサイトも、言われるところの「ホームページ」であるのでしょう。

しかしこの呼称は誤用なのですね。
本来、「ホームページ」とは、ブラウザを起ち上げたときに最初に表れるページのことを指す、というのが正しい解釈です。
いろいろとネットサーフィンを楽しみ、最初に開いたところに戻る(多くはブラウザの[Home]ボタンを押す)、それがMy「ホームページ」です。

これに対し、《木工家具の工房 悠》のようなページのことをWebsite(ウェブサイト)、あるいはWebpage(ウェブページ)と呼びます。(Web = World Wide Web)

日本においてなぜこのような誤用が起き、流布されたかについては諸説あるようですが、有力な説として、IBMが開発、リリースし、とっても人気のあるWebサイト構築支援ソフト「ホームページビルダー」という名称にあると言われます。

加えて、これをさらに普及させ、定着させる力学になっていたのがメディアであることは言うまでもありませんね。

ここ数年、若者向けの放送番組などでは、正しく“ウェブサイト”と呼ぶようになってきているようです。
参照(wiki:「ホームページ」

Top(Home)は大きな 横長の画像 が動的に貼り付けられています。
Webでは、こうした動的コンテンツの多くがFlashというAdobe社開発のアプリを使って動かしていますが、ここではFlashではなく、Javascriptで動かしています。

したがってまたモバイル端末、iPhone、iPadでも?マークにはならず、Mac PC同様に表示します。

Web標準においてはHTML5への移行が進むとみられていますが、それとともにFlashは消滅し、HTML5への変換が行われていくものと思われます。

さて、この大きな画像が置かれた破線の下は、 「新しい投稿」 として4枚の画像が置かれます。
〈My Work〉での更新とともに、Blogの更新などもここにサムネール画像として生成されます。
4枚以前のアーカイブ(旧いデータ)は、破線左端の+マークをクリックすることで、12枚遡ることができます。
(最大24枚まで設定できるのですが、そのぶん重くなりますので、さしあたりこの程度でいきます)

このサムネール画像部分にマウスオンしますと、上下に黒の背景が表れ、橙色でタイトルを表示します。これをクリックすることで、対象ページにジャンプします。

中央のルーペのアイコンをクリックすると、その場に拡大画像が表れます。
この拡大画像はスライドショー機能を持っており、アーカイブの画像ファイルを展開することができます。

さらに破線を挟んで下にある 3つの段落 はメッセージですね。

この部分は何を置くか、公開前、かなり悩みました。
テーマ(WordPressではテンプレートのことを“テーマ”と呼ぶ)のデフォルトでは、クライアントのアイコンを置くようになっていたのですが、「メッセージ」にしようと考えたところまでは良かったのですが、上のスライダー(動的コンテンツ)と同じように時差でいくつかのテキストメッセージを表示しようと、プラグインを入れたりして試みたのですが、どうも具合が良くなく、シンプルなテキストを段落で置くことにして、公開したのでした。

その後、少し味気ないな、と思い直し、現在のようにタイトルテキストを画像化し、ポップな感じに替えたのが数日前。
これで画竜点睛、というわけですね。

とりあえずこんな感じでいきますが、また気が変わるかも知れません(苦笑)。

まぁでも、工房 悠の顔にふさわしい画像が流れ、また更新データが分かりやすく生成されますので、構成としても、デザイン、レイアウトとしても、すれすれ合格点かな(素人レヴェルで、という留保付きですが)、と自己評価しています。
加えて管理運営者としては、以前と較べ更新作業がとても楽になったので、これに伴う恩恵は閲覧者の皆さんが想定される以上のものがあるというわけですね。

WordPressとクラウド環境に、深い感謝を !