「人は愛するに足り、まごころは信じるに足る」中村哲
COVID-19(新型コロナウイルス)感染「問題」は安倍首相による「小中高の一斉休校要請」でピークの針が振り切られんばかりの昨今、不安と怒りと困惑ないまぜで木工どころでは無くなってる同輩もおられるのでは。
皆さまの安寧と健康を心から願うばかりです。
かく言う私は20年ほど前から喘息持ちの身でありかつ高齢者という条件も加わり、罹患高リスクの男。
…ではあるのですが、この喧噪からは一歩も二歩も身を引き、至って冷静に事の推移を見据えているといった風。
世話になっている呼吸器科の主治医からは毎年初冬には「インフルエンザワクチンを優先して接種させてあげるから…」とのありがたい警句にも耳を貸すことなく、ノンシャランと過ごしつも、至って健康なのです。・・・すみません。
さて今日の投稿はそうした世事からはちょっと離れます。
30代半ばからの木工職人としての長きにわたる人生。齢70を越え、身体の衰えを自覚せぬまま木工人生はこれからも続いていく、たぶん。
昨年末は土日返上、連日、暦が変わる時間まで働きづめという過酷な木工の日々だった。
眼光だけはギラギラと、しかし年越しの頃に計測した体重は4Kg減の値を示し慌てさせた。
師走の12月4日も前の日と同じように栗材に向かっていたが、ラジオからの臨時ニュースは張りつめた工房の空気を一瞬にして鋭く切り裂いた。
「中村哲さん、凶弾に斃れる」との報。
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