キャビネット

このカテゴリーほど、オーダー家具のメリットが生かされる分野はないでしょう。

例えば食器棚でしたら、食器の量にあわせた容量、あるいは抽斗の深さ、ダイニングの広さに合わせたサイズ、あるいは天井までいっぱいの高さの確保、その他スライドレールを付けたい、シークレットな抽斗を付けたい、etc 自在にオーダーが可能です。
和タンス、飾り棚などは工房 悠は積極的に制作しています。

李朝のスタイルを好んで制作していますが、決して古色なイメージではなく、現代都市生活にもフィットする新しい和のイメージを提案させていただきます。

一方ブラックウォールナットや、チェリーなどの海外の材種を用いたモダンデザインのキャビネット、コンソールなども好んで制作しています。

テーブル

宮脇檀さんという著名な建築家がいましたが、この建築家は子供達の社会問題、様々な家族問題の解決には家族の団らんの回復こそ必要であり、その中心に大きなダイニングテーブルを ! と提言していましたが、そうした要求に応えるのが、工房 悠が制作するテーブルです。

デザインについて

デザインは[My Work]ページをご覧いただきイメージしていただきたいと思いますが、工房 悠の作るテーブルはアーツ&クラフツのスピリッツを現代社会に蘇らせ、木の質感を大事に、モダンでシンプルな美しさをもっとうとしてデザインしています。

デザインとは造形、フォルムというものに留まらない、生活スタイルを提案するものとして、心して取り組んでいます。

またお客さま側に具体的なデザインイメージがあるようでしたら、これに即して具体化させていただきます。

サイズの問題

テーブルのサイズにつきましては宮脇さんが提唱されるように、お部屋の広さで許される限り大きめの方が後々後悔されないと思います。
工房 悠は一枚板をはじめ、豊富に材料をストックしていますので、ほとんどのご要望にお応えできます(とかく工房スタイルの家具屋は資金的余裕がないため、受注の度に材料の調達に大童になりがちですが、どうしてもこのような方法ですと材料コストがはねあがってしまいます。工房 悠は原木丸太からの自社管理ですので、リーズナブルに手当てできます)。

(画像で倉庫、桟積みの様子)
材種の選択

材種の選択は重要な要素になります。
テーブルの天板は木が持つ個性の表現舞台です。
まずカラーイメージですが、カジュアルな明るいものを希望されるのでしたら、内地材の白木のものをナチュラルでしあげるべきでしょうし、和風のイメージが好みでしたら、白木の環孔材の木目のきれいな内地材を選択すべきでしょう。

またダークな落ち着いた高級感を求めるのでしたらブラックウォールナット、マホガニーなどをご検討いただきたいと思います。
こうしたものは残念ながら一般のの家具店ではご覧になれないものになってきます。
例えそれらしきものがあったとしても、ほとんどは知られてないような別の材種に塗装などでそれらしく見せているものが多いものです。

さらに無垢の天板ですと、その材料のクォリティーが実はとても重要です。無垢の板がもつ力は想像を超えた大きいものがあります。
例えば乾燥不十分な板を使ってしまうと、一年も待たずして反り返ってしまうこともあります。
これは脚部との緊結の精密度、堅牢度などの技術の問題もありますが、まず大事なことはよく乾燥した材料を使用しなければならないと言うことが前提なのです。
日本の量産現場ではこのような余裕のある材料管理はされていないようです。

一枚板の天板でのご注文の場合には、稀少材となりますので、できるだけ材料を事前にご覧いただき、ご相談してくださった方がよいでしょう

テーブルのオーダーの価格は上述のように、一概に表示できるものではありませんが、まずは下の価格表を参考にしてください

オーダー テーブルの参考標準価格表
天板の寸法(mm) 800×1500 900×1800 1000×2100
樺、オイルフィニッシュ ¥210,000 ¥280,000 ¥350,000
ブラックウォールナット、〃 ¥250,000 ¥320,000 ¥450,000
楢、拭漆 ¥300,000 ¥400,000 ¥600,000

注意!  価格につきましては、使用する材料、デザイン、仕上げ方法により様々ですので、詳細は問い合わせてください。

椅 子

椅子につきましては基本的には[My Work]ページから選択していただきたいと思います。
「座布団椅子」は通常在庫管理しています。左右の肘付き、肘なし、の組み合わせでアレンジできますので、これを選択していただきご注文ください。

椅子は写真などでご覧になってもなかなか座り心地は体感できません。できれば展示会などである程度の時間掛けていただかねばフィット感はわかりません。

工房に来られるようであれば様々な椅子をお試しになれます。
ベンチ(長いす)などは、お部屋の大きさ、好みのデザインでフルオーダーを受注いたします。

ロッキングチェアなども一点制作ですが、受注いたします。

デスク

事務机、書斎机、学童机、などの机類などは、寸法、機能(ファイリングシステムなど・・・) などがオーダーできます。

またパソコン対応の机はパソコンショップなどでも広く扱われるようになっていますが、残念ながら本格的な無垢の木で制作されたものなどは、ほとんど見掛けることがありません。。

モニター、PC本体、プリンター、スキャナー、メディアなどの収納、その他配線処理など、お客さまのPC環境に合わせ設計制作させていただきます。。

その他の家具、木工品

このカテゴリーは、キャビネット、テーブル、椅子、デスク以外の家具、小家具、木工小品などの事例が納められています。
例えば、小ぶりの飾り棚、ベッド、化粧台、照明器具、花台、筺類、などです。

いずれも過去の制作事例を紹介していますが、その他に、引き出物に木工品を考えたい、部屋のレイアウトで隙間があるのでそこにぴったりと納まる家具が欲しい、等々のご希望を叶えさせていただきます。。

どうぞお気軽にご相談ください。。

Case Study

これまで納品された家具の中で、撮影と公開のお許しを得たデータからいくつかの代表的な納入事例をご紹介しています。

単品の家具の撮影から受けるイメージとは違い、使われる部屋に置かれた状態ですと、より使用環境に近い、リアルなイメージで捉えて頂くことができるでしょう
ご自宅に置かれた場合を想像しつつ、ご検討ください。

単品の家具の紹介ともかぶるものもあることはご了承ください。


※ 最後にご注意されたいことを一つ

家具の大きさはお部屋の広さを基準にすることは先述の通りです。
しかし玄関からの搬入のアプローチが大丈夫なのかもチェックしてください。仕切のドアを解体せねば入らないのでは困ります(笑)。

マンションなどへの搬入では外部から直接お部屋の窓へリフト車で持ち上げたこともありますが、事前にしっかりと打ち合わせれば、ノックダウンにするなど対応の方法はいくらでもありますので、ご相談ください。


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