めでたさも 中くらいなり おらが春   (小林一茶)

年の初めを言祝ぐには、あまり似つかわしく無い新年のようにも思いますが、COVID-19パンデミックの喧噪も、そろそろ終末期へと移行する気配も感じられ(オミクロン株の挙動などから…)、新たな転機になるのではとの期待を込め、防疫にこれまで以上に心がけると共に、淡い未来の展望を描きつつ、工房に籠もり、淡々と仕事に打ち込んでいこうと考えています。

どうか本年もよろしくお願いいたします。

賀状を貼り付けました。
何やら鬱屈した感じの寅が佇んでいますが、昨今の時代相にふさわしい姿なのかなと思いますよ。
なお、私の方は至って元気で、今年もいろんな木に囲まれ、木と共に過ごしていくことになります(絵は円山応挙)。