Otherキリスト教教会 マホガニー 講壇

アトリエでの撮影


キリスト教 教会で

十字架を作ります

ホンジョラスマホガニー、別称、真正マホガニーなどと言われますが、似て非なるものが市場に出回っています。
これはホンジョラスマホガニーがワシントン条約により取引が全面的に規制され、輸出入ができないところから、これに替わる紛い物、ニセモノ、類似品が出回ると言うことになっているのです。
私もアフリカンマホガニーという材を使ったことがありますが、見た目のチープさもさることながら、作り手ならではの世界で言いますと、物理的性質が大きく異なることで、とてもマホガニーと称することが恥ずかしくなるほどに、劣悪なものでした。
これに較べ、真正マホガニー、ホンジョラスマホガニーはその材色は見事な橙褐色または紅褐色で、とにかくその濃厚さが違います。
作り手からの印象としては、とても堅牢で、細かな加工にも破綻することなく、細胞次元で実に緻密であり、加工は快適そのものです。
仕上げ削りはその細胞密度の高さであったり、大径木でもあることから、とても均質な材質を持ち、カンナ削りのフィーリングは最高なのです。
そして仕上げた材面は光輝く光沢面が表れるのです。
キリスト教教会 マホガニー 講壇
キリスト教教会・牧師からの依頼による〈講壇〉です。
実は7年前に京都に新たに建てられる教会の牧師からの依頼で、講壇の他、併設の幼稚園の設備などを含む かなりのボリュームで制作した際に、豪壮な〈講壇〉を作り、納めたことがあり、これをネット検索から見出されたようで、同様のものをぜひともとのことでした。
再び、残り少なくなってきているホンジョラスマホガニーの在庫から制作したものです。
制作にあたってはクライアントからはとても厳しい条件も課され、幾度も幾度も、設計上のやり取りを経、合意へと辿り着いたものです。
ただ制作工程そのものは、何につけホンジョラスマホガニーということで、実に快適に運んだものです。
書見台はマホガニーの枠材に、同じマホガニーの柾目の厚突き板をダイヤモンド クオーター張りに練ったものを落とし込んでいます。
このデザイン、納まりというのは、クライアントからの要望ではありませんでしたが、作り手の美意識、拘りによるサービス精神といったところ。
十字架ですが、一般には縦横の棒を、相欠きにしてクロスさせるところですが、
ここでも、鎬の面形状でクロスさせつつ組み上げました。
最高級のホンジョラスマホガニー材に、最高品質の設計制作を施したものには、それにふさわしいクォリティの十字架にせねばとの思いからの追求です。
マホガニーの講壇
| 寸法 |
600w 400d 1,150h |
| 材種 |
ホンジョラス マホガニー |
| 仕上げ |
オイルフィニッシュ |
| 価格 |
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