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バリエーション

アーム:希望により左右、および両方にも対応しますが、片アームの方が圧迫感が無くて良いでしょう。

展示会場(山の上 Gallery)

小さい円卓は Dennis Young氏によるもの

ディテール

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〈座椅子 考〉

まだまだ床座の機会の多い日本の住環境ですが、一般に「座椅子」というジャンルの椅子には、良い掛け心地のものは多くはありません。

古来の日本の生活環境、身体所作においては、正座に見られるような姿勢制御に耐えられる身体訓練がなされていましたが、近代化以降、現代日本ではそうしたものは失われてきているというのが実態です。
そのような現代人の住環境に合った「座椅子」が求められています。

ところが市場においてはそうしたことが顧慮されないままのおざなりな「座椅子」が多いというのが実態です。
具合の悪い「座椅子」より、むしろかえって正座の方が身体に負担を掛けず、疲れが少ないという逆転現象すらあります。

これは座位置の高さ(シートハイ)、腰を支える部位の脆弱さ、などに原因を求めることができるでしょう。
よく見掛けるぺったんこの座では腰位置が異常に低くなりがちで、身体には大きなストレスを与え、過度な負担となり、長時間の座りにはとても耐えられないでしょう。

座椅子のデザイン設計において要請されるこうした問題を意識しつつ提案したのがこの「ZAISU 09」です。