納品事例(大阪 K邸)椅子は〈Arm Chair「大和」〉)

ディテール


最下段、写真左の木口側チキリ部分、本体の部位とは明らかに細胞が断絶しているのが視認できますね。
これが接ぎ木の痕跡です。
この上の細い樹形部は枝が大きく張りだし、黒クルミの実をもたらす部分となるわけですが、CLAROの用木としての価値は、この下の台木の方にあるというわけです。

2つの性質の異なる材種がMixされることで一般のウォールナットには無い、固有の雅味豊かな木理、色調をもたらしてくれているのです。