名称に表したように、スタンド、あるいはベースのあるチェストです。
材種は米国産のブラックチェリー。スタンドはブラックウォールナット。
いずれも原木を入手し、製材管理されたものを用いた“力作”です(笑)
先年、名古屋松坂屋本店の個展で展示したものです。
こうしたスタイルのキャビネットは国内ではめずらしいかもしれません。
しかし欧州では、歴史を遡り、かなり旧くからなじみ深いもののようです。
他でもありません。日本の居住環境が畳みの上に座るのに対し、彼の国では室内でも立つという文化。
したがってこのようにスタンドのあることが普通であるわけです。
下の写真のようにスタンド下にはお好きなものをディスプレーすると、一段とまた映えます。
チェスト抽斗前板はウェイブさせましたが、これはほんの遊びです。
一枚の無垢板にウェイブ部分だけ残し、他のほとんどを削り出すという、とんでもない手法です。
(彫り込むのはいとも簡単ですが、このような過酷な加工仕上げは二度とやりません 笑)
寸法 | 1,050w 475d 1,400h |
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材種 | ブラックチェリー ブラックウォールナット |
仕上げ | オイルフィニッシュ |
価格 | 520.000円(税別) |