Cabinetブラックチェリーの テレビボード

ブラックチェリーのTVボード

間口1,200mmのコンパクトなものですが、中央に赤外線リモコン対応を考えたスモークガラスのドロップダウンの扉、左右にCD等の抽斗を設けるなど、かなり贅を尽くしたものになりました。。

画像は37インチのTVですが、43インチほどまでは対応できるでしょうか。

特徴的には、左右の扉は無垢材（ブラックチェリー）ですが、小ぶりなサイズでもあり、框組としてデザインするとゴテゴテしがちですので、少し工夫し、フラットなイメージに。

無垢板をそのまま扉にしたのでは、反りや伸縮で機能不全に陥りますので、ここはラミネート構造とし、ランバー材を芯とし、表裏にブラックチェリーの無垢材を4mmほどの厚みに切り割き、これを錬り付けました。

こうしたランバー材としての錬り付けですが、合板のような場合は、わずかに0.15mmという紙のような薄さのFace材になってしまう事に対し、3mmほどの厚みがあれば、テクスチャー的にはほとんど無垢材と考えて差し支え無くなります。

既にこうした構成は何度も試みてきていますので、信頼性は確保されています。
すっきりと無垢材のシンプルなテクスチャーをお楽しみいただけます。

また、内部にはACコンセントの他、LAN、 TVアンテナなどのポートも設けた集中配線函も作り、埋め込ませています。

若い頃は電力マンとして勤務していたところから電気の知識は持っているということもありますが、ＴＶボードを含めたＩＴ関連機器が絡む家具には電気やＩＴ技術に関わる相応の知識と経験が求められます。
そんな要望にもお任せ下さい。