Inform

Informの頁は工房 悠が制作する木工家具に用いる木材の種類についての解説とLink集がおかれています。

What’s Wood(木について、材種の解説)

四季の変化を特徴とする日本の気象条件は、とても豊かな森林資源をはぐくみ、美しい国土を形成してきていますが、また産出される木材は古来より人々の住まいや生活に様々に活用されてきました。

木工や家具づくりも、そうした土壌に育まれ発展してきたわけです。

またこの日本の木材資源は実に多種多様な材種が展開していることも良く知られたところです。
しかも地球上の生態系において、緯度が同じようであれば同属の樹木が生育していることが多いわけですが、用木として考えた時、多くの事例において国産の樹木は最も優れた特性を有するということがあります
これは日本人として誇るべきものであり、これを使わせていただく立場の私たちにとり、大変ありがたいものであるのです。

また工房 悠は、こうした国産材に留まらず、世界の銘木と言われる様々な材種も取りそろえています。
インディアンローズウッド、花梨、黒檀、マホガニー、ブラックウォールナット、クラロウォールナット、ブラックチェリー、ハードメープル 等々です。

国産材の場合、その色調は白色系、いわゆる白木と呼ばれるものがほとんどです。
これと較べ、海外の材種では、色調も豊かで多様なテクチャーを持ちます。
これらを積極的に用い、豊かな表現をと、心がけています。

ただ60〜80年代に日本の商社により盛んに行われた南洋材は一切使用していません。
ブラックウォールナットなど、現地において積極的に植林を行われているような材種を購入、管理しています。

サイトの頁では、これらの特徴について、詳しく解説されています。

Link

世話になっている業界の方々、木工家の方々、他関係ヶ所のWebサイトを相互Linkしています。

〈このサイトの仕様〉は、一応、これでオワリですね。
本来であれば一気に書き連ねるべき性格のものですが、かなり長閑な投稿になってしまいました。
お詫びします。

なお、このWebサイトにつき、ご不明なこと、あるいはご意見、ご感想など、何でも結構ですのでお寄せください。


Top画像は工房脇に毎年この時期に目を楽しませてくれる、カラスウリですね。

このところ一段と秋も深まり、この週末は寒気が南下してくるようです。
どうぞ風邪など召さぬよう、暖かくしてお過ごしください。