工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

キャンプ in 美術館



テント、タープ、ストーブなど、キャンプ道具を用意し車に積み込むのは石巻行以後、今年になって2度目。
今回は〈『フィンランドと日本の木の生活デザイン展・木の椅子』の関連イベント〉参加のため。

まさか梅雨ど真ん中のこんな時季に、しかも美術館イベントにキャンプなどとは考えていなかったが、それが木工家たちに宿泊費用の捻出を強いるのはカワイソウ、という配慮であったのか、他の理由だったのかは知らないが、しばしば雨に打たれはしたものの、なかなかにして楽しいキャンプだった。

キャンプのメンバーは出展者をはじめ、関係者、およびその家族など、大小12〜15張ほどのテントが安藤忠雄により建築された美術館の中庭に、所狭しと設置された。

結局、連日朝な夕なに、あちこちのテントから湯気が上がり、食欲をそそる匂いを漂わせながらの煮炊きが続き、いくつものテント、タープ下では深夜に及ぶ歓談、あるいは熱い議論がいつ果てるともなく続くのだった。

美術館の手前、こんな記事上げて良いのだろうか?
敷地内にテントを張るなどとは前代未聞だそうだしね。
特段の配慮をいただいた美術館には、あらためて感謝を申し述べさせていただこう。


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  • 安藤忠雄建築の美術館とテント群!
    すごくステキな異空間です!

    • “異空間”ねぇ?、言われてみれば、確かに。
      あなたも来ているかなと、探しちゃいました。(ちょっと遠かったかな)

  • 小海線の沿線は雰囲気の良い所が多いですよね。
    清里、千曲川、八千穂村、学生時代から遊びや釣で行ったことが
    あります。
    冬は寒そうですけどね。
    美術館もレパートリーに加えたいところです。

    • 八ヶ岳周囲は、本当にいろいろと楽しめるところが多いですね。
      若い頃は乗馬もよくしましたね。

      私が松原湖を訪ねたのは、これで4度目ぐらいですが、清里からさらに30分ほどの里程がありますので、ちょっと遠いかな。
      途中ヘアピンカーブの勾配もあるので冬は大変です。
      美術館のところで、標高1.300m。
      (夏はサイコー、冬は氷に穴を開けてワカサギ釣りが楽しめます。)

  • お仕事とはいえ、合宿のような雰囲気ですね。

    • kokoniさん、まさに学生の頃の合宿のような雰囲気。
      持ち寄った食材・お酒も様々で楽しめました。
      80近くになろうとする老教授も、初キャンプだといってはしゃいでいましたしね。

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