Archive for the ‘森林と環境’ Category

コロナ対応の迷走、あるいは《人新世》の時代相

中国大陸内陸部の武漢を発生源とするCovid-19、新型コロナウイルスの発覚から1年余り経過し、今では世界全ての大陸で人々に襲いかかり、猛威を振るっている。 1年で最も人の温かさを感じ、生きる歓びを共にするはずの正月休み […]

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鉞、大鋸、釿、槍鉋、(於:京北「匠の祭典」短評)

梅雨開け間近の連休、祇園祭りの喧噪を離れ、京都市街から西北に30km地点に拡がる杉林に覆われた京北地域で開かれたイベント。 この豊かな森に囲まれた〈京北森林組合木材加工センター〉において開催された「匠の祭典」に参加しまし […]

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ブラックウォールナット材の色、人工乾燥について(再論)追記あり

Top画像は4枚のブラックウォールナットを撮影したものです。 それぞれ、ジョインター(手押鉋)を通しただけのもので鉋は掛かっていませんが、表情はお判りいただけるでしょう。 下部の濃い部分はオイルを掛けています(OSMO: […]

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震災から5年という月日が意味するもの(2)

3.11大震災からの復興を考える=日本のこれからを見通す試金石 前回視てきた復興をめぐる5年後の状況、槌音高くインフラ事業が進む一方、間もなく避難生活支援金が打ち切られる被災者の困惑、あるいは移り住んだ災害復興住宅地域で […]

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世界の過酷さ、哀しさ、美しさ、そして地球の原初への賛歌《セバスチャン・サルガドー 地球へのラブレター 》映画

セバスチャン・サルガド(Sebastião Salgado, 1944年2月8日 – )については、このBlogでも過去何度か取り上げてきたこともあり、数冊の写真集とともに、それなりの印象を持っていたはずの積 […]

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「木」の大学講座 2015 「樹木と人間・動物のかかわり」〜ブナの時間・トチの時間〜(その4・おわり)

「大学」とは これまで3回にわたり、《「木」の大学講座 「樹木と人間・動物のかかわり」〜ブナの時間・トチの時間〜》の参加リポートをお届けしてきました。 しょせん取るに足りない一介の木工家具職人でしかない私の知見は狭い範囲 […]

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「木」の大学講座 2015 「樹木と人間・動物のかかわり」〜ブナの時間・トチの時間〜(その3)

承前) 志津倉山 フィールドワーク、ブナ林探訪 講座2日目のフィールドワークにつき、もう少し紹介させていただきます。 登山口まで、三島町中心部から約12kmをバスでの送迎。 途中淺岐(あさまた)の集落を抜けていくのですが […]

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「木」の大学講座 2015 「樹木と人間・動物のかかわり」〜ブナの時間・トチの時間〜(その2)

(承前) 国内林業、木材産業におけるブナの不当な扱いと森の荒廃 講座2日目には、奥会津の志津倉山への登坂ルートに拡がる豊かなブナ林を見学することができましたが、ある一帯ではブナ、ブナ、ブナ、ブナと、樹齢100〜300年を […]

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「木」の大学講座「樹木と人間・動物のかかわり」〜ブナの時間・トチの時間〜

はじめに 私たち家具職人が家具を制作するにあたり重視する事柄の中にあって、その主たる素材としての木材はもっとも大切なものであることは言うまでもありません。 フラッシュ構造のものであれば、フェイスにプリント合板を持ってくれ […]

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【木の大学講座 2015 第十二期「ブナと栃の時間」】ご案内

はじめに 木工家具の主たる素材は木ですが、一般には板に加工されたものを市場から調達して用いています。 あるいは原木市で丸太を競り落とすところから始められる人もいるでしょう。 私の土場や倉庫には買いそろえた材木に潰されんば […]

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