Archive for the ‘技法、チップス’ Category

ミズナラのベッド

ご覧の通り、シンプルなデザインのベッドです。私に制作依頼されたオーナーはデザインはもちろんですが、無垢材を用いたハンドメイドの家具への強い拘りを持つ方で、お話を受け、着工までは半年を超えるやりとりが繰り返され、今回、制作 […]

More »

家具の組み上げ(その4)

框モノの仕上げ削りについて モノ作り、とりわけ、手仕事の技能というものは、もちろん個々の能力差もありますが、それ以上に、経験値の差が大きいと言うことは、当事者であれば誰しもが身に染みて感じるところでは無いでしょうか。 こ […]

More »

ブラックチェリーのエグゼクティヴなデスク(その2)

ワゴン 今回のブラックチェリーでのデスク制作は、以前の栗のビッグなデスクを参照したもので、デスク下、左右に配置するワゴンなどの構成も同様でした。 抽斗の割り付け等は異なるものの、天秤差しの仕口を含め、その構造、機構等は栗 […]

More »

ブラックチェリーのエグゼクティヴなデスク

はじめに ブラックチェリー材は10数年前、集中的に原木を探し、製材、乾燥管理し、これまで相当量使ってきたものの、まだ多少残っています。 幅:50〜60cmほど、長さ:4m。厚みは1.1分〜3寸5分まで、様々。 いずれも無 […]

More »

京セラ トリマーの多彩な展開?と〈ダブテールガイド〉なる不可解な名称

画像はAmazonで〈京セラ〉〈トリマー〉の2つのキーワードで検索を掛けた結果のTopの画像。3機種がヒットしています。 一瞬、同一機種のカラーバリエーションなのかと思わされる、同一ボデーでありながらの色調の差異ですが、 […]

More »

ミズナラの小卓

端正で美しい座卓です。実はこれは2008年、東北のギャラリーを介し、個人の顧客から受注、制作したものだったのですが、テーブルトップの再塗装を依頼され、14年ぶりに工房に戻ってきたものでした。 制作時は写真撮影を行っていな […]

More »

椅子制作、いくつかの覚え書き(その5)

本稿、これで最後になりますが、〈面取り〉、〈仕上げのための削り〉について考えていきます。 面取り 椅子の面取りについては、特段の場合を除き、一般的には各パーツ、1分(3mm)〜1.5分(4.5mm)ほどの坊主面を施すこと […]

More »

椅子制作、いくつかの覚え書き(その4)

枘加工 枘穴加工 枘や枘穴の加工ですが、椅子の場合は一般的なキャビネット、箱物とは多少異なり、枘を穿つ部位が異形であったり、傾斜している場合がほとんどですので、加工ではこれらに対応させる個別具体的なアイディアが求められま […]

More »

椅子制作、いくつかの覚え書き(その2)

木取り 木工家具の仕事において、その仕上げのクオリティの良否は、木取りにあるということは事柄の本質の重要な1つと言って良いでしょう。 いかに練度の高い、丁寧な仕事であっても、素材が良くなければ、仕上がりも良くはなりません […]

More »

椅子制作、いくつかの覚え書き

はじめに 猛暑が襲いかかっています。木工に従事されている方々の体調が懸念されますが、いかがお過ごしでしょうか。 梅雨入りの期間は記録的な短さで驚きましたが、これが気象変動というモードの1つの表象という認識が正しいとすれば […]

More »