Archive for the ‘材種、素材’ Category

無念と感謝がない交ぜになった2024年も終わる

9.11 WTC 2024年も間もなく幕を閉じようとしている。 新聞・TVなどは、来る2025年を「戦後80年」「昭和100年」などと、その結節点の到来に喧しいけれど、それを言うならば、個人的には四半世紀前を想起してしま […]

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クラロウォールナット 小卓

異形のテーブルです。 木に少しでもお詳しい方であればお気づきのことと思いますが、 原木丸太から製材された板の、隣り合わせのものを左右に展開し、結合させたもので、 いわゆる“ブックマッチ”という手法で構成された甲板です。 […]

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カーリーメイプルの ジュエリー チェスト(その3)

寸法と構成について サイズ:480w 300d 255h ジュエリーチェストの標準的なサイズはどれほどのものか、これは基準となるものなどあるわけでも無いので任意に決めています。 あえて云えば、ベースの抽斗部分にA4サイズ […]

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カーリーメイプルの ジュエリー チェスト(その2)

今回のような小型のキャビネットで、独自の機能を要求される木工家具制作などは、一般の家具とは別次元の技法、納まりの在り様、それらへの新たなアプローチが求められるところから、制作過程では日々、新鮮な気分が横溢しつつの作業とな […]

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古民家 解体材による、松材のベンチ

築100年の古民家を解体するにあたり、これらの古材から家具へと再生して欲しい旨の依頼があり、 いくつかの設計を終え、進めているところです。 古材は、ケヤキの9寸角大黒柱が1本、そして松材の桁、数枚。 大黒柱についてはオー […]

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クラロウォールナット、20年ぶりの邂逅

うちで造ったローテーブルを、引越を機に用途を変え、フツーの高さのテーブルに作り替えてくれないかとの相談のメールが入ってきたのです。 1.stコンタクトの場では思いおこせなかったのですが、その後、添付されてきた画像には、2 […]

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ブラックウォールナットの壁面収納家具

前回、少し詳しく紹介させていただいたランバーコア材を扉に用いた、複数台のシステム収納家具です。 個々の収納家具の構成は様々ですが、帆立は板差しを基本とし、一部、框組で構成したものもあります。 2,500mmを超える天井の […]

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ブラックウォールナットのランバーコア材

ランバーコア材 ブラックウォールナット材での壁面収納キャビネットを制作するにあたり、ブラックウォールナットのランバーコア材を新たに造ることになったのですが、今日はこのランバーコア材について書きます。 ランバーコア材とはご […]

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ワークベンチ(欧州型の作業台)

スカンジナヴィアンタイプ ワークベンチの制作です。 私も同種のワークベンチを使っていますし、公式サイトの方には、やや詳しい記述で紹介しています。 これまでも数度、このワークベンチ制作依頼があったのでしたが断ってきました。 […]

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栗の巨樹を愛でる(拭漆栗・書斎机の制作)その2

1m × 3mの天板 まず天板からいきましょう。 この大きくて厚い板ですが、含水率計を当てますと、15〜18%ほどを指し、ほぼ乾燥されていることが分かります。 そこで、問題の削りですが、幅は1mを越えますので、プレナーで […]

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