工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

漢方とりんごで体質改善 ?

りんご1
暖かな当地でも晩秋から冬へと季節は移ってきている。
少し油断をして数日前からめったなことではかからないはずの風邪を引いていたが、やっと回復基調に…。
かなり以前から業務の影響からと考えられる軽い気管支喘息に罹患しているのだが、これとの相互作用から要注意なのだけれども、ボクも等し並に“人の子”であれば風邪も引く。
普段は近くの総合病院の呼吸器科に世話になり、気管支拡張剤などを処方して貰っている。しかしこれでは根本的な改善は見られないので、体質改善というアプローチが必要なのだろうと考えてはいるのだが、なかなかこれが実践へと踏み切れない。
今回の風邪を機に、昨日漢方の薬局を訪ねてみた。
処方されたのは「麦門冬湯」(バクモンドウトウ)、および「長城清心丸」というものだった。さっそく投与してみているのだが、果たしてその効果の程は如何に ?!。
しかし継続投与していく自信というのが早くも揺らぎつつある。
不味い、キモイ、etc、などといった感覚は「良薬、口に苦し」というからガマンできよう。
問題は継続投与するための経費だ。
「今回はどの程度やってみましょうか」、と薬剤師が尋ねるので、「そうですね。効果の程を見るためにはある程度の長期の投与も必要でしょうが、とりあえず試しに2週間分ぐらいでしょうか」と答えた。
薬剤師、これを遮り、「それは少し多い。その半分の1週間としましょう」と言う。(この薬剤師、なかなか良心的だね、と内心安心する)
服薬について説明して貰い、次に価格の説明があったが、「長城清心丸」がべらぼうに高価だった。2週間分という求めを遮ったのはこのせいか。身だしなみに留意して出掛けたものではなかったし(雨だったのでレインウェアにカーゴパンツだった)、「木工職人」と素性を名乗ったので懐具合を心配してくれたということだろうか。(笑)
さてしかし帰宅してネットでこれらの漢方薬を調べてみれば、この高価な「長城清心丸」は、ボクの体調にはあまり関係のない、いわゆる滋養強壮のためのものと判った。
「効能・効果」の項目には「虚弱体質、肉体疲労、病中病後、胃腸虚弱、食欲不振」に有効だそうだが、残念ながら、ボクの体調に関係するものは何1つないのだ。


また言われたとおり服用していくとなれば、日々の食事代をはるかに超える出費となるだろうし、漢方の良さは理解したいと思うものの、あえて高価な滋養強壮のための服薬を続けるという選択はできないだろうね。
服用の効果がもたらされ体調改善が見られる前に金欠病という病(やまい)で参ってしまいかねない。(苦笑)
さてそこで高価な漢方を処方できないプアなボクにもできる体質改善を考えてみる。
日々の生活において体調を整えるためには、服薬以前にやはり適切な食事とたっぷりの睡眠だろうと思うのだが、この睡眠というのがボクに限らず現代人の鬼門だ。
せめて食事と規則的な生活の心掛け、ということになろうが、食事には自信がある。粗食に尽きるね。
米飯、納豆、豆腐などの大豆蛋白を基本として、青魚、緑黄色野菜、海草類など満遍なく美味しくいただくことだ。(さらにまた自身で台所に立って調理するのは、別の快楽を受益するということにもなりお奨め )
それと毎朝のりんごがボクの日課。
りんご2それを知ってか知らずか、信州から“芸術品”のようなりんごが送られてきた。
正直言って、これほど立派な外形、糖度(いわゆる蜜入り)、みずみずしさ、旨さのものは初体験。
普段マーケットで購入して食しているフジが 300gほどだが、こちらは何と500gもある。Top画像の左下だけが普通のフジ。持った手からはみ出しそうな左側が送られてきたもの。(右画像)
このページ、右フレームはApple製品満載だが、禁断の果実はアダムとイヴの神話の時代からやはりりんご。ニュートンが落としたのもりんご。 The BEATLES のレーベルもアップル(良くコンピューターのアップルが商標で訴えられることがある)。
このりんごを食べて、元気にこの生きにくい時代を乗り越えていこうと思う !?
ところで件の漢方の薬剤師が口を酸っぱく語っていたのが生活の中での「電磁波」を遮断することの重要性についてだった。
Macの前に数時間も座っていいるのは最悪だという。寝室からは一切の電気器具を排除しなさい、ともアドバイスされてしまった。ケイタイなどは持たない方が良いのは当然だね。
これには少し納得。
しかし納得してもMacから離れる生活は考えられないので、せめてシールドの方法を考えてみようと思ったのだった。

《関連すると思われる記事》

                   
    
  • 人参牛黄カプセル 120カプセル

    人参牛黄カプセル 120カプセルをより安く鐔い?預任舛法??鵐薀ぅ麁段眠然覆砲討環鷆 

  • Oh, it’s an apple!
    リンゴといえば、すぐ Newton が思い浮かぶけれど、今回は「体質改善」という落ちだったか……。
    だけど、その漢方薬剤師の言った「電磁波遮断」には、考えさせられたねえ。
    「電磁波」って、とっても広い波長範囲だから、可視光線や赤外線・紫外線はしょっちゅう浴びているけれど、紫外線よりもっともっと短波長になると、リトビネンコみたいに殺されちまうしなあ。
    「寝室からは一切の電気器具を排除しなさい」かあ。これ以上寒くなったら、電気敷布を使おうと思っているけれど、これって常用周波数だから、「電波」は飛ばないんだよね(笑)。
    まあ、リンゴを毎日齧って、たまには北風に吹かれながら可視光線を浴びていれば、体質改善はできそうな気がしますが。ちなみに、漱石は冷水摩擦を毎日していたそうです。

  • お、大きいりんごだこと。とっても美味しそうですね。う〜ん食べたい。
     体質改善ですか・・・。私もとても冷え性でこの冬の季節は本当に辛い。同じく、漢方医に見てもらったことがあります、つい最近ですが。舌を「べっ」て見せて今の自分の体の具合を判断してもらうのですが「あー、かなり冷えてますね。だから胃腸も弱い。舌がむくんでるもの」と言われました。「ええっ!舌もむくむのか!?」
     お薬で体を温かくする作用のあるものをいくつか見せてもらって、なんか液体のものを薦められました。「げー、不味そう」と思ったけれど試しに飲んでみると甘くて『とっても以外だけれど』美味!!今度買ってみよ、と思ったのでした。
    そうそう、蟹って体を冷やす食べ物なんだって教えてもらいました。あんまり言わないでねって言われたけど言っちゃいました。

  • A’ daughter さん 冷え性、ですか。困りましたね。
    舌のむくみ、ってどう判断するんだろう ?
    薬物療法に依存する前に…、
    ・睡眠を良く摂る。
    ・温かい物を食べ、冷たい物は避ける(ビールを飲りながら蟹は × )
    ・温かくする(もう1枚着込む、最近はハイテクな服飾素材が出回っていますね。ヘソ出しルックは夏限定にしましょう)
    ・コタツに丸くなってみかんをほおばるのも × 。できるだけ身体を動かす。
    ・ストレスフリーな生活を
    おしゃれ着を捨てて、ババシャツを着よう ! ,ということになりますが、やっぱり美しくありたいもの。

  • 風に吹かれてさん
    コンピューター使いではなくとも、現代社会に生きる人にとって「電磁波」から逃れるのは至難なこと。(ケイタイはかなりやばそう、)
    大兄 ! 電気敷布はあきません。乾燥しすぎます。やはり冬の寝具は湯たんぽでっせ。
    冷水摩擦まではしませんが、風呂から上がる時には夏も冬も冷水をガバッと浴びることが日課。身体ポカポカでっせ。(あっちも元気に)

  • 信州・松本には父の40年来の友人がいて私が物心ついた頃から
    冬の訪れとともに我が家にもリンゴが届きます。
    実は自分から進んで食べる程の好物ではないのですが
    私も今年の冬は信州のリンゴで乗り越えようと思いました。

  • サワノさん うちに届いた物も松本・山辺のりんご農家の“作品”のようです。
    ご同人 ! 日付が変わるまでMacの前にいるようでは如何なものなのか。

  • 風邪はよくなりましたか
    リンゴ いいそうですね↑こんなに大きくては 2回分でしょうか。
    そういえば ゆーちゅーぶに 
    ゆうじさんのクセナキスがアップされていました

  • kokoniさん ご心配かけてスミマセン。バリバリ仕事していますのでご安心ください。
    悠治さんのヘルマ/クセナキス視ました。BS2からの録画ですね。
    撮影は比較的最近のような…。(京都賞受賞の頃?)
    クセナキス本人のインタビューもありますね。(どこかに建築を語ったものもあるのかな?)

  • 今一度、活性力を甦らせて見たいならば!

    失礼します。トラックバックさせていただきます。
    マカの名前が知られるようになって久しい今日この頃。「滋養強壮」「不妊」「更年期障害」と、さまざまな悩みを解消し緊張からの解放にお答えできるマカですが、実に多くの種類があることをご存知ですか?値段も安いも

  • 麦門冬湯 ばくもんどうとう

    麦門冬湯(ばくもんどうとう)の詳細と効果・効能

  • 【ダイエット器具】スーハーダイエット

    コレを見て、思わず、父を思い出しました。

    「複式呼吸」と、子供のころからよく言

You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed.