工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

ボンドの容器を選んでみよう

木工ボンドの容器などについて語ろう。

四半世紀も木工やっていると、用いる木工ボンドの容器(詰め替え容器)も、様々に変遷を重ねてきた。

そうして落ち着いたのが、画像のモノ。
右後ろから、

  • 長年使ってきた容器(蓋は元々付属していない)
  • Titebond Ⅲ:1ガロン(3.785L)(これから詰め替えている)
  • Titebond Ⅲ:18oz 473mL
  • New 詰替容器(手前の2つ)

何だ、ありふれたモノじゃん、とあきれ顔のあなたはどんなモノを使っているのかな?

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赤坂憲雄氏につぐ東北学の若き研究者(山内明美さん)

2012/07/04『朝日新聞 朝刊』(東京12版)

今朝の朝日新聞・オピニオン覧に〈東北のこれから〉と題したインタビュー記事がきており、何はさておき、朝飯そっちのけで読み入ってしまった。

東京の大学に席を置いたまま、3.11後、故郷の南三陸に駆けつけ、そのまま〈宮城大・南三陸復興ステーション〉で活動している山内明美という若い研究者へのもの。

‥‥東北にはまだ表面に出ていない力がたくさんある。こんなにひどい目にあったからこそ、元々の力を生かせたらと思うのです

──震災後、東北の被災地は称賛されました。「日本ならではの村社会が生きていた」と。

でも、それだけではないのです 地元の新聞に、津波の引いた翌朝、高齢のしゅうとめをおぶって、がれきを歩くお嫁さんの写真が載りました。実は彼女は中国人なのです。この町にはアジアから来たお嫁さんがたくさんいます‥‥

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抽手はインディアンローズで

昨日は九州から近畿、北関東まで豪雨に見舞われ、多くのところで被害があったようだが、皆さんのところでは大過なかったでしょうか。
我が地域でも断続的に、雷を伴い、バケツをひっくり返したような豪雨があった。

‥‥ というわけで、抽斗加工の方は中断し、気象にさほど影響を受けない抽手をつくることにした。

悩みすぎても良い結果は望めない。

ざっとラフスケッチを描き、これに修正を重ね、木取りから、一気呵成に加工を進める。
今回も材種はローズウッド。
抽手に求められる条件としての硬質さは格好だし、またボデーがブラックウォールナットなので、メリハリをつけるにはこうした濃色材が良い。

画像は100%傾斜盤で成型加工されたものの仕上げ工程。
この仕上げ作業のあと、所定の寸法に切り落とすなどの工程が残るが、切り落としてから個々に仕上げ作業をするのではなく、先にサンディングまでやっておく。

仕上げ切削だが、ローズウッドなどの硬質な材種の曲面仕上げ切削はこのようなスクレイパーが都合良い。
シュルシュルと木屑が削り出され快適だ。

エッジの成形はステンレス合金鋼(ZDP-189)の切り出しで快適に行う(参照

ローズウッドが、なにゆえにローズウッドという呼称なのかは、一度でもこうした加工をすれば、たちどころに笑みを浮かべながら、なるほど‥‥と、頷くだろう。

「世界の木材200種」(須藤彰司 著)より

今日はこの後、もう1本upしようと思う。

画竜点睛

抽手が決まらない。

駆体はほぼ完成。
扉もほぼ完成。
抽斗は加工中。

問題は扉と抽斗の抽手だ。
新たに起こしても良いのだが(またその積もりでもあるのだが)、

強い雨も降ってきたので、加工は中断し、
紅茶でもすすりながら、“沈思木考”に切り替え。

hr

脱原発から野田政権退陣要求へと質的転換した人々の怒り

大飯原発前、1日早朝から繰り広げられた「再稼働やめろ」抗議集会は終日休むこと無く延々と繰り広げられ、あいつら、あのままぶっ倒れちゃうんじゃないか、とばかり、それは今朝未明まで続けられていた。
雨中、バギーカーを押し駆けつけた若いママ、プラカードを重そうに掲げる、就学前としか見えない気丈な子たち、まさに老若男女が枯れそうになる声を振り絞り、怒りをぶつけていた。

ボクはIWJのUSTREAMを視ていただけだったが、彼らにはホントに頭が下がる思いと、無力さと、野田政権、関電への怒りとで、胸が張り裂けそうだった。

10万人を超える29日の官邸包囲デモに先立ち、この集会・デモの主催者の一人である「素人の乱」による記者会見の模様がupされているので、以下に貼り付ける。

同時に、今回は声明文が出されており、この内容もぜひご覧いただきたい。
起草者は柄谷行人氏。
ここでは感想めいた記述は遠慮したいが、
先の本Blog投稿にもあるように、6月8日の野田首相による記者会見の内容は、明らかに市民の怒りに火を付けてしまったということ。

「脱原発」への市民レベルでの広汎な合意形成の潮流を、ちゃぶ台返しのごとくにひっくり返してしまった。(= 3.11以前に戻してしまった)
というより、さらに悪いことには、原発は安全保障と深く関わることであるので、再稼働する、という論理的飛躍 [ではなく、本心であるわけだが](原発 = 核武装)を含むものだったことへの怒りが、45,000人 → 15万人 の怒りの集結となった、ということ。

※ 参照
野田退陣要求デモ記者会見における、柄谷行人氏の談話草稿

【7.1新宿原発やめろ!!!!!デモ記者会見】2012/06/29


Video streaming by Ustream

記者会見、登壇者は以下。
松本哉、柄谷行人、雨宮処凛、鶴見済、橋本美香、大熊ワタル

こんなラテン風のJazzはいかが?(Ralph Towner and Paolo Fresu)

週末の疲れ切った心身に効く音源は ?、皆さんはどんなものを聴くのでしょう。

ところでJazz史に輝く名盤は、と問われた時〈Kind of Blue〉は何を置いても筆頭にあがるだろう(と思う)
その3つめのトラック《Blue in Green》は好んで良く聴く。

ところが最近、ネットラジオのECMチャンネルで流れてくる同じ曲が耳について離れない。
原曲、マイルス・デビス(ビル・エバンスの作曲だとも言われるのだが)のものとはミュート奏法こそ同じものの、ラテンの響きの中にも、よりリリシズムを感じさせるものとなっている。

今日はこの《Blue in Green》が入ったRalph Towner and Paolo Fresuのデュオのアルバム〈chiaroscuro〉から、タイトル曲〈chiaroscuro〉を

中音の豊かな響きのバリトンギターはRalph Towner。

YouTube映像はLive音源にスチール写真のスライドを被せたもの。(良い動画があまり無いのでね)
ここではPaolo fresuはフリューゲルホーンに持ち替えて吹いている。

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=6guKmA0CTjA[/youtube]

おっと、〈Blue in Green〉の方もLinkしておこう。
Paolo Fresu – Ralph Towner – Blue in green – Chiaroscuro 2009

「6.29 大飯原発再稼動 官邸前抗議」の盛り上がり

昨夜、霞ヶ関 首相官邸前に10万人を超える人々が集結。
ボクは今回は参加できなかったが、みんな ありがとう ! と声を掛けたい。

先週22日にはここに45,000人が集まったが、今回の10万人を超える人々が官邸を取り囲むという事態は、たぶん1960年の安保条約改訂阻止運動以来、52年ぶりのことだろう。

今回の盛り上がりの特徴的なことを上げてみよう。

  • 労組、政党、運動団体などの組織動員ではなく、個人の意志での参集
  • 若者、女性、子連れの家族、障がい者など、これまではこうした運動とは縁遠かった人々が多い。
    福島第一原発事故に衝撃を受け、この事故検証も明らかとなっていない中での大飯再稼働は、とても許せるものでは無いという、ごく当たり前の一般の人々の熱い思いの結集。
  • 3月以来細々とはじまった定例のパレード(デモ)だったのが、週を追うごとに増大し、最高にもりあがった。
  • 官邸前の道路は人の多さで身動きが取れなくなり、その結果、完全に占拠された状態(OCCUPY:オキュパイ)であるにもかかわらず、取り締まりの警備警察も何も手出しできないという異様な状況
    動員数が読めないこともあるが、事前予測を大きく上回る規模での参集で警備態勢も追いつかないというのが実態。
  • シングルイシューということもあり、いわゆる政治的な意志表明とは異なる、一大潮流と化した「反原発・脱原発」の思いの結集
  • メディアの伝えかたにも大きなバイアスを感じた。
    ヘリが7機飛んでいたと言われるが、報じているのは、朝日新聞。毎日新聞、TBSなどごく一部。(NHKは無視?)

「国民のための再稼働」とした先の野田首相、記者会見の欺瞞、ウソ、ペテンが見抜かれ、怒りに一気に火が付いてしまった感じだ。

為政者としても、この事態はとても「想定の範囲」と受け取るだけの余裕はないはず。

これを無視した再稼働への踏み込みは、原発がいかに市民を無視した「無理筋」で、理に反した(科学的にも、倫理的にも)ものであるかは明らか。

人々はこの潮流を全ての原発の廃炉まで、弛まずつづけていくと思う。

「原発をやめられない社会」にどっぷりと浸かり、怠惰に日々を送ってきた結果が“福一”状況であり、この〈ポスト3.11〉下では、もはや大飯再稼働など許されないし、そうした思いは、この29日のような陸続とした起ち上がりへと繋がり、そしてこれは日本という国が新たな時代へと踏み出す大きな契機になっていく予感がする。

※ 参照
東洋経済
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=-uHBbA3gJfY&feature=related[/youtube]

ルーター刃物の話しをしよう

カスタム ルーター刃

〈カマボコ面〉という面形状がある。
うちでは甲板の木端、木口部分にグルリと回したり、テーブル脚部、ズリ脚のTopイメージをを柔らかにしたりと、汎用性の高い面取りカッターになっている。

今回、手持ちの刃物では対応できない厚みの部材に施す必要に迫られ、新たに製作した。
(画像Topは、カスタム設計のルーター刃の一部、今回製作したのは左から2つめ)

さっそく使用したが、良いフィーリングだった。

それまでは、25mm、40mmと2種のカマボコ面のカッター(ルーター刃)が用意されていたが、今回は60mmと、かなり大きなサイズ。
円弧Rは60。

制作してもらったのは、普段から刃物の研磨をしてもらっている静岡市内の刃物屋さん。
ここは木工刃物の研磨をするだけではなく、刃物製作も積極的に受けてくれる。

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モハメド・アリ × ルイ・ヴィトン

今朝の新聞1面広告には驚いた。
モハメド・アリが柔らかな笑みをたたえた姿で現れたからだ。

彼の足下にはLOUIS VUITTONのバッグ。
そして彼の視線の先には、小さな少年がボクシンググローブをはめ、いざ、リングへ、という所作。

LOUIS VUITTONの広告だった。

LOUIS VUITTONの新聞一面広告は良くあることでめずらしくもないし、そもそもボクはこうしたブランドものへの興味はほとんど無い。(というか、似合わない (^^ゞ
しかしそうした者まで惹き付け、こうしてBlogにまで取り上げさせてしまうという仕掛けは、見事にAD戦略に填められてしまった、というわけだね。

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