可変 斜面取りカッター(替え刃式)

高速面取盤(SHAPER)は椅子などの不定曲面を持つ倣い成形などに欠かせない機械だ。
先に「可変斜面取りカッター」なるものを入手したものの使う機会も無く経過していたが、今回おあつらえの活用機会がおとずれたので使ってみた。
期待以上の効果と仕上げ結果を認める。
このカッターの特徴は何と言っても傾斜角度を自由に設定できることだ。
0°〜75°まで無段階。
この設定は替え刃の超硬刃を固定するボルトを緩め、刻まれたゲージ寸法に合わせるというシンプルな機構。
2枚刃を同一角度に正しく設定するのが必須の条件となり、かなりビミョウな作業となるが、いわゆるノギス様の目盛りが打たれており、1度単位での設定が比較的容易にできる。
→ 画像下参照:(ここでは12度に設定)
アルミボデーのゼロを基準とし、角度可変の刃押さえ機構に刻まれたゲージを12度あたりに傾斜させ、
次に刃押さえ機構のゼロをアルミボデー側のゲージ2に合わせ(黄色のライン)、それぞれ2個所の固定ボルトを締め付ける。
運転してみたところ、アルミボデーということもあるのか、比較的軽やかに回転し、切削負荷もさほど重さを感じさせず、よく切れた。
うちの高速面取盤は無段階変速を可能にするインバーターを嚙ましており、やや低速(7,000回転ほど)で運転してみた。

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フラッシュ構造で作られた戸板。


木工家具のデザイナー & 職人のartisanです。
