ネット接続ダウンがもたらす心身の不調
うちのネット接続環境は、それまではADSLだったのを、昨年の秋、この地域にもやっと光通信が敷設されたのを機に光ファイバーでの接続環境となり、これまでストレスフリーで快適に使ってきた。
昨日、納品業務から戻り、さっそくMacを起動させるも、ネットに入って行かない。
NTTからレンタルしている光通信モデムのランプ表示は異常を示すものは無く、PPPランプを含み、然るべく緑のランプが点いている。
他の2台のMacで試みると、1台のMacはやはりダメで、何ともう1台は繋がっていた。
一方、このモデムにぶら下がっている無線LAN親機からのWi-Fi環境を受けているMacBook AirもiPhoneもダメ。
かろうじて繋がっている1台のMacのLANポートに他のMacを切り替え接続しても、ダメな奴はダメ。
これはつまりネットワークの確立において、モデムと端末間で正しくIPアドレスが振り分けられていないのではなかろうか、ということは理解できた。
モデム、およびMacの電源ON・OFF、ネットワーク構築の削除と再設定、等々いろいろと試みるも、良いときもあるのだが、この状態からMacを再起動掛けると、もうダメ。
まぁ、そんなこんなで昨夜はネット接続ままならず、頭を抱え、胃を痛くし、やけ酒でも悪酔いし、ふて寝し、今朝になり、NTTにレスキュー。
さほどのやりとりがあったわけでもないが、結局、修理担当がやってきて、モデムを交換し、一件落着 !
‥‥‥ のはずだったが、この修理担当くんが戻っていった後、Macを再起動すると、またもや元の木阿弥。(×_×)
さて、どしたかって?
もう1度NTTカスタマーサービスに電話したさ。
今回は、局内から接続ログを確認したりと、いろいろと検証してくれたようだが、
結局、IPアドレスで、不具合の元凶が判明。
IPアドレスを読み上げ、報告すると、それはNTTモデムから与えられる数値では無い、とのお告げ。
何のことは無い、無線LAN親機から取得しているIPアドレスであるらしいことが判明。
ルーターモード、ブリッジモードの「自動」設定が悪かったようで、これを「AP」(アクセスポイント)に設定することで、全てが解決。
メーカー取説では「自動」にしておけ、ということだったのだが(画像左がその取説・該当個所)
このNTTから
レンタルしているモデム(もっとも一般的な「PR-S300HI」という機種)はルーター機能を持っており、これと無線LAN親機のルーター機能がバッティングしているのでは、とのこと。
そこで無線LAN設定を「自動」設定から「AP」設定に固定させることで、不具合は解消した、というわけだ(説明が下手でゴメン)
この時のNTTカスタマーセンターのサポートだが、適切、テキパキ、丁寧、三拍子揃った女性だった。
引き替え、わざわざうちまで出向いてくれ、モデムを交換してくれた作業員だが、モデム交換、再設定作業を終え、「無線LANの再設定は自分でやってください」と、それ自体は真っ当な解釈を言い残して帰って行ったのだが、もしそこで「無線LAN」設定を試みていれば、恐らくその時点で本当の不具合の元凶は判明したはず。
電話サポート vs 現場立ち会い技術員、
それぞれ異なった環境での原因解明とアドバイス、そして修理という職域の違いがあるが、電話サポート女史、畏るべし。
お分かりのようにボクはIT関連全般において強くは無いのだが、ネットワークにおいてはなお著しい。少しは学習しておかねばいけないね。
しかし‥‥、思ったね。
この度のネット接続不良という環境がもたらす心身の不調はホントに良くない。
手足をもがれ、目隠しされた状態のようなもの。
現代人が等しく抱える病か。
昨日は雨天をついて食卓などの納品だったが、今朝はうってかわって晴れ上がった。
ネットも回復してゆとりをもって空を見上げれば、おぼろ月だ。
昨夜は雨だったが、実は月齢としては満月(望)だった。
明日は薪ストーブでも用意しようか。
今日はこんな他愛も無い記事だったが、最後に色を添えよう。
ちょっと前に盛岡から届いた林檎。
ジョブズ氏の死去直後には、iPhoneでの遺影の前に、林檎を置いて悼んだものだった。
ボクがローティーンの頃にロックを知ったのは林檎のロゴを持つレーベルからだったし、
40代でコンピューターという禁断の味覚を知ったのも、林檎のロゴを持つメーカーのものだった。