工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

無線LANがダウン

数日前から家庭内の無線LANが繋がらなくなっていた。
メインのMacとADSLモデムの接続は有線LANであるが、工房で使うノードブックは無線で飛ばしている。同様に家人が使っているWinのノートブックも無線なで、こちらの接続がおかしいという訴えがあったのだが、必ずしもヘビーな使用でもなかったので検証するところまでしなかった(Winは良く分からないと言うこともあるのだが)。
この度別途Macの2台のノートで接続を試みるもやはりダメだった。
明らかに無線のルーターの不具合と判断。
メーカー、NECサポートへと電話し、判断を仰ぐ。
この無線ルーター、購入したのはISDN時代の時であったが約7年前のこと。
記憶を辿れば、同じISDN/TA(ターミナルアダプター)が避雷しダウンしての更新だった。
その数年後ADSL導入後も、このTAを無線ルーターとしての機能をそのまま活かし快適に使用してきた。
さてメーカーのサポート担当、機器が7年前のものであっても何一つ嫌がることもなく、懇切にかつ適切な検証を試みてくれたのだった。(NEC Atermのサポート態勢には感謝 ! )
しかし結論はADSLの信号を認識してくれないという症状であり、これは機器のメーカーでの修理が必要との結論。
最後にこのやさしいサポート女史は修理のための申し込み窓口の連絡先を伝えてくれ、こちらも謝意とともに電話を切る。
とても明快な判断であり何ら口を挟むものではない。
次にしかしユーザー側とすれば残念だがこの明快な判断に従うわけにはいかないとの結論を導き出さねばならなかった。
何のことはない。修理費用の方が、新規購入よりもコストが掛かると言うことが分かってしまった。
ま、7年も使えば償却は終えたとの判断もできよう。
しかし例えば保証期間1年を経過した直後にトラブルがあったとした場合、同じように修理のコストの方が新規購入より高くなるということは大いにあり得ることだろう。
ITという特異な分野のこととはいえ、現代社会の最先端工業製品というものが持つ高機能とコストの関係というのは、実にすさまじい関係性にあるのだということをあらためて考えさせられたものだった。
つまり廃棄物にしなくとも良いように修理が出来る製品ではあるが、この修理が新規購入よりもコストがかかり、しかも例え修理されても新機種に較べ機能においてははるかに劣位に置かれると言う実態。
これは環境へのローインパクトを旨とする自身の信条に従うことの困難さというものに大いに頭を悩ませることになるのだが、諸兄らは果たしてどのように折り合いを付けているのであろうか。
閑話休題。
MacユーザーでLeopardを導入していないTigerの環境の方々、本日 Mac OS X 10.4.11のアップデータが公開された。(Safariもバージョン 3.0.4がリリース)
インストールしたばかりだが、Safariがめちゃくちゃ読み込みが早い。これがOSの洗練さにるものなのか、Safariの方のそれなのか、両方なのか分からないが、ともかく快適。
○○.11  この末尾2桁というのは‥‥、ちょっとすごいことになっちゃってるよね。
昨日外出した折りに立ち寄った書店でMac関連雑誌に「Leopardインストール特集」があり、購入。
時間が取れた折にでもじっくりいこう。

《関連すると思われる記事》

                   
    
  • この際ですから、“FON”にしませんか?
    出かけたときにも無料でつなげるかもしれないし…
    何よりこの無線ルーターは¥1,980ととてもお得!
    小さくて場所もとりません(^^;

  • aiさん、今晩は ! “FON”ですか‥‥、
    何やらおもしろそう、という感触はありますが‥‥。
    これもWeb2.0というIT新時代の接続システムということでしょうか。
    先にiPod touchがリリースされましたが、WiFiアクセスポイントの増強が普及の鍵を握ると言えるかも知れません。iPhoneの日本上陸となるとなおさらですので、“FON”システムでのアクセスポイント増強はこれを補完するものとして有効となるのでしょうね。(Appleに引き寄せるコメントになっちゃいました。どうもいけませんね)

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