工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

またまたGoogleの話題【ブック検索】スタート

Googleの話題には事欠かない。まさにWeb2.0を突っ走る。
「知の世界の秩序を再編成する」(「ウェブ進化論」梅田望夫)と豪語するGoogleだが、世界のあらゆる文献を検索可能にする、というメッセージは「おいおい本当かい‥‥」と眉に唾したものだが、本当に始まってしまったようだ。
7月3日(国際ブックフェアに合わせた?)、Googleが【ブック検索】なるものをスタートさせた。
http://books.google.com/
まだベータ版で全ての書籍というまではほど遠いものの、検索を掛けた3割ほどがヒットし、一部がデータベース化され、さらにその一部は全文閲覧も可能になっている。
いや本当に驚いた。
まだまだ日本語文献のデータ化作業は進んでいないようだ。
漢字の書名で検索かけると、中国の文献が多くヒットする。

Google ブック検索とは何ですか。
書籍の全文を検索して、ユーザーの興味にあった書籍を見つけ出し購入できる場所や貸出先を案内するサービスです。
Google ブック検索の仕組みを教えてください。
Google ブック検索 や、 Google.co.jp で検索した際に、検索語句と一致する内容を含む書籍が見つかると、その書籍へのリンクを表示します。 書籍名のリンクをクリックすると、図書カード カタログ エントリなどの書籍の基本情報をご覧いただけます。 また、検索語句を含む書籍からの抜粋が表示される場合や、 Google パートナー プログラムを通じて出版社もしくは著者の許可がある場合は、書籍の数ページが表示されます。著作権が消滅している書籍については、全文をご覧いただくことができます。 いずれの場合にも、書籍を購入できるオンライン書店へ直接移動するリンクが表示されます。

表示可能な文献であれば、文章の検索も可能だ.
ページ数と一般のGoogle検索同様対象とする文章部分前後がハイパーリンクされて吐き出される。
著作権問題がどうなのかは確とした情報は無いものの、出版社、図書館からの協力を得ているというのでクリアしているのだろう。
なおこれは既にご存じかも知れないが、Googleは「Googleトランジット」というサービスも始めているね。
http://www.google.co.jp/transit

Google トランジットについてGoogle トランジットでは出発地と到着地を指定するだけで、最適なルートと乗り換え情報を得ることができます。駅名はもちろん、「東京タワー」など施設やランドマークの名前も入力でき、最寄の駅と駅までのルートを調べられます。ルート上の地図をたどって、乗り換え駅や現地周辺の様子を下見することもできます。移動経路のオプションとして、発着時刻を指定したり、料金や乗り換え回数の少ない順に結果を表示して、公共交通機関を使った最も便利な行き方を探すことができます。最終電車の時刻を調べることもできます。

これまではダイヤ検索などはポータルサイトのほとんど、あるいは個々のいくつかのところで提供されていたので、日常的に世話になっているが、この「Google トランジット」はGoogle マップと併用されるから、より判りやすい面があるね。
恐ろしや怖ろしや。

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