工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

ボブ ディラン〈MODERN TIMES〉とApple社の攻勢

Bob dyranボブ・ディランの復活は米国で大きな話題となっている。
2001年の『Love And Theft』以来5年ぶり、通算44作目になる新譜『 MODERN TIMES』が30年ぶりにアルバム・チャート第1位に輝いた。
[The Times they Are A-Changin’] [LikeaRolling Stone] [Knockin’ On Heaven’s Door] らの名曲あたりしか親しんでいないが、アルバム・チャート第1位を獲得するほどの、まさに現役世代の活躍はボクらのおやじ世代としては嬉しいというのが正直な感想。
実は昨日この記事をアップする予定だったが、iTMSが大きなバージョンアップがあるために閉鎖されていたことで中断しちゃった。
このバージョンアップが表明された「Apple Special Event」(ビデオ)では冒頭Apple社の〈BOB DYLAN MODERN TIMES〉のCMが流されていた。
このボブ・ディランの人気復活は現地ではApple社の iTMS(音楽配信サービス)のCMに採用されたことに依るところもあるとのことですね。
iTunes Music Store(iTMS)で予約発売(米国サイトのみ)された 「Modern Times」 には、オーディオトラック以外に5本のビデオを収録している。
■ Apple社サイト iPod + iTunesのCM映像
■ Google Videoでは特設サイトも作られているじゃない。
■ SONY BMG music video(クリックすれば連続してBob Dylanの、ミュージックビデオが楽しめる)
さて一方「Apple Special Event」ステージではでは毎回最後にミュージシャンが登場して華やかな演奏を行う慣わしで、今回はBOB DYLANがステージに !? と期待したのだが、違った(苦笑)。


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「Apple Special Event」での発表についてもポイントだけ触れておこう。
ハードウェアとしてはiPodラインナップ全ての更新。
ibenntokaijyou新たにiTMSでダウンロードしたMovieをMac、PCとワイヤレスでTVモニターと繋げて長編動画を楽しむiTV(仮称)という映像接続端子を持つ無線ルータを来春より発売とのこと。(参照:[Mac Observer]
Jobs氏は「この製品によって1つの物語が完結し、われわれがどこへ向かっているかを示すことになるだろう」と語っているので、Apple社の企業戦略の今後の核となる「リビングルーム戦略」なるものの実態が見えてきた感じだね。
画像はイベントステージのビデオからのもの。オレンジのものが「iTV」だ。
ステージ上はスティーブ・ジョブズ氏
このためのiTunesの7.0への更新
iPod更新は右フレームのアフェリエイト欄の対象バナーをクリックして見てほしい。(序でにプチッして買うのもお奨め 笑)
iPod【iPod shuffle】はさらに小さくクリップ状のものに形状変更。
【iPod nano】は容量倍にし、5色展開。液晶も明るく(参照
【iPod】は80GBの高容量のものを追加(長時間Movie対応)
iTunes7.0はMovie購入へ向けての更新だが、日本では先の話。
iTunes Music Storeの名称が iTunes Storeに改称。つまり音楽だけではなく、ゲーム、長編映画などをネット販売していく戦略だ。
さっそく更新したが、インターフェース、操作性が向上。「アルバム・ビュー」という機能があり、なかなか楽しい。
このイベントとその内容について全国紙夕刊、朝日などでは1面での大きな扱い。NHKニュースでも破格の扱い。
さてしかしそれほどまでに衝撃的な内容だったのだろうか?
iPod nanoは先週発注を掛けていたのだが、あらためて更新されたものに変更してもらうことで購入店舗と確認済み。(実はこれ、ボクのものではないのだが)
個人的には当面Apple製品で物欲を刺激するのは《携帯電話+iPod》だ。
以前噂になったボーダフォンがAppleと提携してiPod携帯を出すんじゃないかと言われたのを頑なに信じ込んでいるのですよ。 孫+Jobsコンビでヨロシク。
    *画像はいずれもビデオから

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  • iPod、iPod nano、iPod shuffleがフルモデルチェンジ!iPod 6Gの発表はなし(;つД`)

    ■iPod、iPod nano、iPod shuffleが総モデルチェンジ!――…

  • 管理人から
    ↓ これって記事中最後の個人的希望の実現へ向けての大いなる示唆?
    http://www.vodafone.jp/special/index.html

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