工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

ミュージックソース in 工房 (AccuRadio)

accuradio

Accuradio for iPhone

工房で仕事中に音楽を鳴らす、というのはやや不謹慎な環境であるかな?
いやいやリラクセーションで神経を緩和させ、効率的な活動に寄するというのは科学的にも立証されていることのようだし、音楽を流すのもその最良の方法の1つだね。

うちの工房の場合、長らくステレオ装置でMP3で焼いたCD/Rを音源として楽しんできたが、最近これが変わった。

iPod touchを使うようになった。
これをWi-Fiを使って自宅のの無線LANに入り、ネットへと繋ぎ、インターネットラジオを聴くという環境である。

チャンネルはもっぱら昔から楽しんできた 〈AccuRadio〉

いわゆるインターネットラジオの1つだが、オンデマンドであらゆるジャンルの音楽が無料で届けられる。

例えばJazzでもBlue Noteであるとか、ビートルズナンバーのみの局とかね。
合わせて480局もあるというから、例え毎日替えても1年半掛かるって計算?

お気に入りのジャンルを選択すれば、エンドレスに流れてきて快適この上ない。

これが今年から iPhone APPにも対応していた。ワォ !(Accuradio for iPhone
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樺のコレクションテーブル

collection table

コレクションテーブル by Birch


樺での制作
本来はこれはブラックウォールナットによるものなのだが、展示会でこれに目を停めた客の要望で材種およびサイズ変更での新たな制作となった。

濃色材と白木では大きくイメージが異なるのをあらためて感じ入る。
発注者の受け止め方はどうだろうかと、少し気を揉む。
白木はより端正に映り、また軽快でカジュアル感がある。

仕事としてはブラックウォールナットの方が材種の固有の特徴でもある靱性からして、やりやすいことは確か。

しかし、かつて松本民芸家具に携わり、また引き続いて地元のこのメーカー特約代理店の特注家具の制作に勤しんでいた頃、集中的に樺材と戯れ親しい関係にあったことからすれば、違和感なく快適に作業できたことは言うまでもない。

サイズを20%ほど増大させたものの、脚部のボリュームは変えていない。
ここをあまり大きくすると本来のエレガントさが損なわれる気がしてできなかった。
バランスとしては悪くないだろう。

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留め接合・その一例 〈おしゃぶり〉(=鼓)

tutumi

鼓、あるいは“おしゃぶり”

木工の仕口において〈留め〉は重要なものの1つ。
生活雑器から高品質な工芸品、あるいは建築全般にわたり、あらゆるところに用いられ、またそのディテールも多様だ。
ただ“イモ”でくっつけただけのものから、隠し留め接合まで、まさにピンキリの世界の華やかさ。

そんな中で、今回紹介するのは「コレクションテーブル」の上蓋の留め接合からご覧いただく。
この手法は堅牢さにおいては最高度のものの1つ、〈鼓〉(つつみ)と呼ばれるもの。
ボクの親方は〈おしゃぶり〉などと、まさに職人的符牒で呼んでいた。
あるいは〈千切り〉(ちきり)とも呼ぶが、こちらが最も一般的な呼称と言えるのかな?。

つまり雇い核(やといざね)の仕口の応用で、ロック機構を持たせたものである。
ダボテール様の核(サネ)でロックさせるというというものもあるが、同様の考え方によるものと言ってよいだろう。

以下、加工プロセスを少し具体的に見ていく。
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Blog 継続の意味って ? (続)


(承前)

こうして小さいメディアを獲得し、その中で日々木工を語り、技法を晒し、機械と工具について論ずる。
日々の家具制作活動に随伴しつ、Blog記述、運用が当たり前のように生活の一部と化していく。

今でこそ週に3本を基本としているが、一昨年などは日をおかずに上げていたものだ(今数えてみれば320本/年)。もうほとんど取り憑かれてしまっていたかのように‥‥。

しかも、恐らくは1本あたりのその分量において、あるいは内容におけるジャンルの広さ、さらには1つのことを深く掘り下げるという手法において、木工関連のBlogの中でも異色であったかもしれない。

自身では決して異色という自覚も意図も無いが、結果としてそのようなものになってしまっているというに過ぎない。
このジャンルのBlogでは一般には各々の仕事の成果を表明し、その過程の苦労話を明かし、販売訴求効果をねらうものであったり、食事ネタ、遊びネタといったいわゆる個人録としてのダイアリーといった内容のものが多いと思われる。

そうした平均的なスタイルと衡量して異質であるのはその通りだろう。
ではどうしてこのように異質なスタイルを取っているのかということを少し証しておくのも今後の運営にあたって有用かも知れない。

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Blog閲覧、操作の不具合について

burauza

うれしいニュースが飛び込んできたね。
アジア大会・陸上、女子200メートルで福島千里(北海道ハイテクAC)が23秒62で第1位。
日本女子初の100メートルとの2冠達成。
50mあたりからの驚異的な伸びで他の選手を置き去りに。
すばらしいの一言。400mリレーも勝ってもらおう !!

おっと、問題はこのBlogだった。

閲覧不具合の報告
数名の読者から表示の不具合、文字化けなどの報告が上がってきた。
「コメントしたいのだけれど、コメント欄が無いのよ」
「ページナビゲーターが機能しないんだけど」
等。

ご迷惑をお掛けして申し訳なく思います。
いずれもMac環境だが、OS、およびブラウザバージョンがかなり旧いタイプのものであるらしい。
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WP-PageNavi 導入

WP-PageNavi

WordPressでの初期のページナビゲーションは、前後に1ページずつ送ることしかできないもので、自分自身とても使いづらかったので、WP-PageNavi というプラグインを導入。

ページ最下段を見ていただければお分かりのように、画像のようなものに変わった。

1、2,3,4,5,と1ページ単位での選択と、10、20,30,という10桁での選択でページ送りが可能。

ホント、ありがたい。作者に感謝を !

左端の1/120というのは、断るまでもなく120ページのうちの1番を示す。
1ページあたり10エントリなので、1,200エントリを数えるということか。
よくもまぁ、ここまで飽きずに、トホホ

それと‥‥、右サイドメニューの Categoryのpaddingを調整して行間を圧縮。
ちょっと間延びしていたのでね。
スッキリした感じでナイス。

そうそう「Blog 継続の意味って ?」は今シコシコ書いてます。
ちょっとややこしい内容でもあるので明日に  (-.-;)y-゜゜

Blog 継続の意味って ?

バナー

Blogのリニューアルをしたまでは良いのだが、そこであらためて木工職人としてのボクのBlog運営とは一体何なんだろう?という素朴な思いにとらわれるのも、WordPressの設置、データ移行、再構築という一連の作業からの疲労感からくる虚脱状態からのものなのだろうか。

確かにそれもあるだろうが、恐らくはもっと本質的なこれからのBlog運用における構想の建て方を考えた時の不確かさからくる迷いのようなものであるかも知れない。

Blogを設置している友人、知人ともこうしたことが話題になると「もう、一時のブームも去って、みんな疲れているんじゃない?」、
「オマエのくだらんBlogは自分の木工にとって、どれだけの意味があるのか、良く考えろ [ビシッ ! ]」、
「ちょっと書きすぎだよ、あんたは‥‥、読むのにどれだけ苦労させられていることか‥‥」

いろいろと言ってくれるじゃない‥‥。一つ、ひとつ、肯くしかない(爆)
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ブログメンテナンスで戯れる


Blog移行記事へは多くのコメントをいただき、感謝の念に堪えない。

WordPress未体験ゾ〜ンで四苦八苦。
このツール、設置は意外と簡単だったが、やはり、と形容すべきか、カスタマイズはいくつもの難関を乗り越えて‥‥、という感強し。

昨日、やや見切り発車の状態ながらも公開する。
公開までたどり着いたことでの達成感が無いわけではないが、むしろいくつもの不満がもたげてくるから困ったもの(苦笑)。

今日は数時間を掛けてメンテナンスを手掛ける。
主には以下のような内容。

  1. 記事内のリストの行頭記号の画像を新たに作成し、カスタマライズ
  2. リンクの任意の並べ替え
  3. カテゴリーの階層分けと並べ替え
  4. 他、アーカイブ個別記事の再編集

2と3はプラグインをインストールしての再編集。
プラグインというのも、固有のスキンだとデフォルトのスキンのようには思うように反映しないことも多いようで、CSSをグリグリいじりながらの作業。

ま、現段階では意図したように再構成できたと思う。
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Blog移行にあたり(ごあいさつ)



訪れてくださるみなさまにお引っ越しのご挨拶をさせていただきます。

ご覧いただいていますように、なんとか無事にお引っ越しもでき、リスタートいたします。

今回利用しましたBlogツールは、いわゆるCMSと言われる中でも世界的に人気のWordPressです。
既に読者の中にも多くの方がこのツールを使い、あるいは閲覧しているはずです。
やや強いられてのものではありましたが、遅ればせながら私も参加させていただいたというところです。

先にお引っ越しについてお知らせした時にはいくつもの懸念を挙げていたわけですが、基本的なところにおきましてはそれらの懸念も杞憂であったというわけですね。

2005年2月のBlog開設以来の全ての記事、およびいただきました貴重なコメントなども全て引き連れてくることができました。

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「コレクションテーブル」その2

コレクションテーブル・脚内部


引き続いてコレクションテーブル制作は続く。
このところ、地方への納品、地元の研修会などが続き、工房での作業進捗状況が芳しくない。

この時季はしかし、加工途上のものも変形する怖れもないので呑気なものだ。
日本の気象環境における木工加工のキホンは、勢いであることには違いはないのだがね。

さて画像はテーブル脚部妻手の内側を見ているところ。
在庫してあった半分を組み上げた状態のものだね。

うちではこのように、受注制作が基本ではあるとはいえ、1品制作ではあっても、複数台加工しておくことが少なくない。
少しでも加工費用を抑えようという配慮からだが、今回のように材種を変えて、サイズを変えてと言うこともあり、なかなかこちらの思うようにはいかないというのが実状かな。ヤレヤレ。
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