春キャベツの休日
自営業というのは日曜日であってもなかなか業務から離れられないというのが常というもの。かてて加えてブログなぞに手を染めてIT社会のなかで浮遊するということは現代的快楽の一つでもある反面、心身でのストレスを抱え込むというものです。
そこで心身のチェンジが必要になります。何でも良いのですが、調理というのは格好の気分転換です。
料理とは言っても、貧乏暮らしのB級グルメ。数年前、「清貧」という言葉がメディアに氾濫したこともありましたが、もともとそのような倫理的思考などとは縁遠いので、あくまでチープな普通の素材で料理を楽しみ、己の舌を喜ばしてやろうという純粋な欲望に従うまでのことです。
八百屋には春野菜が出回ってきました。昨日立ち寄った店では早くも筍がそれなりの価格で売られていましたが、地元のものが出回るまでの辛抱です。
まずは春キャベツを求め、今日はロールキャベツです。
ボクにとって青春時代のロールキャベツとは、新宿アルタ裏(当時はそんなビルなかったが)の「アカシヤ」の「キャベツ」です(そこのあなた、今ニヤケタでしょう。そうです、あの名物アカシヤの「キャベツ」です)。