好みの“面”はありますか

好みの“面”、と言われても、建築や工芸について関わる人でないと何のことか分からんね。
“面”とは一般にはある矩形の物のエッジ(角)に施す切削断面のことを指すと言って良いのかな。
この“面”は建築や工芸という人々の手に触れるところに施すわけなので、やはり必須のことだね。
以前、ご一緒した展示会で隣り合わせた著名な木工家の作品の背中側で接客するということがあったが、そのキャビネットの背中の柱、桟などの面が全く取られておらず驚いたことがあった。
裏側だからということで無視したのだろうが、運搬の際などで手に触れることはあるわけで、ピン角では怪我しちゃうでしょ。
人間はあまり丸くまとまるのはかえって気味悪く、少しはエッジが効いていた方が魅力的だと思うが、キャビネットなどではせめて坊主で丸めてもらいたい(エッジが効いているボクが言うのだからね)
ちょっと本題から逸れつつあるので軌道修正する。
“面”はこのように単に「優しく」というだけではない効用があることは言うまでもない。
建築、家具、あるいは工芸品の意匠を構成したり、イメージを形成する上でとても重要なエレメントだ。





木工家具のデザイナー & 職人のartisanです。
