工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

訪問者への感謝を込めて(2005.12.31)

〈はじめに〉
やや寒気も緩み、おだやかな大晦日だった。明朝の初日の出は望み薄そう。
昨日までに業務を終えて今日は買い出しに出たり、家の周りの整理などといったことに忙しかったが、それでも夜半にはWeb更新のためのコンテンツの作業をしたりという時間を設けつつ、年の瀬にあたりこの1年を振り返って考えているところだ。
〈工房 悠の課題〉
工房 悠の業務は年末の阪神地域への納品を持ってまずは上々に終えることが出来た(搬送車両の自損事故というオマケは語るまい)ので、由としたいが、ただここ数年の消費動向の低迷に改善の兆しが感じられなかったのは残念というべきだろう。
もともと価格訴求での販売路線を取っているものではないので、如何に工房 悠の木工家具の魅力を広く的確に伝えていくのかということにさらに努力を傾注していかねばならないだろう。


これには様々な課題がある。
いくつかの課題のなかでWebサイトの運営管理も重要な1項目だ。
ブログを開設して以降、本体のサイトの更新、メンテナンスは疎かになっている。
もっと魅力あるコンテンツ、デザインで家具探しをしている人たちへの情報発信を適切にしていかねばならない。
またこうした訪問者に目的とする情報を的確に提供するナビゲート、シンプルで解りやすいページ構成、美しいデザイン、など必要な要件を満たしていくためのさらなる努力が必要だ。
無論、Webサイトの充実は家具製作における充実があってはじめて図れるものであり、あくまでもその逆ではない。これらが相互に響き合って工房としての力も確かなものになっていくだろう。
新たなデザインの家具、住空間のトータルな提案をできるような質とボリュームを持った家具の創作であり、精力的な制作活動だ。
〈「工房通信 悠悠 ブログ」について〉
今年2月末からスタートした本ブログだがこのエントリーで287回を重ねる。訪問者(ページビュー)は100.000を超えたようだ。
訪問者の数が読者に楽しんでもらえた指標であるわけでもないが、ブログというWeb世界のコミュニケーションツールの有意性については日々感じ取らせてもらっているので訪問者とともに喜ぶと共に、つたない文体と危うい内容にもかかわらずお付き合い頂いたことに大いに感謝の言葉を記したいと思う。
ただやはり極私的なものと業務に関わるものとが混在した状態は明らかに問題があると感じているので、来年は何らかの形でこれを整理したいと考えている。
またブログ更新運営は楽しくやらせてもらっているとはいうものの、これに費やすエネルギーも少なくはないので、エントリーの頻度、内容にもいくらか余裕を持って臨みたいと考えている。
なお、コメント、トラックバックには可能な限りしっかりと対応したいと考えているので、大いに歓迎したい。
2006年のページビューは200.000件をめざして(笑)

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