工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

Google・「未来を選ぼう 衆院選 2009 」サイト

8月18日に衆議院選挙が公示された。衆院解散から既に1月近く経過していて、まさに選挙戦も実質的な終盤といえるだろうか。
しかし昨日の朝日新聞朝刊には驚かされた。総選挙、序盤情勢調査の結果のこと。
以下のようである。(asahi.com

  • 民主党は単独で過半数(241)を大きく超え、300議席台をうかがう勢い
  • 自民は選挙前議席(300)の半数に届かず、それよりさらに大きく後退する可能性
  • 比例区では、公明、共産はほぼ前回並み、社民はやや苦戦

先に上げたBlogエントリ記事内容をさらに確証するかのようなものだが、ま、しかしアナウンス効果とやらで、反動もあるかもね。
ところで、そこでいざあらためて、我が選挙区の候補者をまじまじと見てみた。
その主張、出自、経歴、そして顔つきもね。
そして、数日前にリリースされた「未来を選ぼう 衆院選 2009 」というGoogleが運営しているサイトから、それぞれの候補者の動画をチェック。
困った、困った‥‥。
結果、投票したいと思う候補者がいなかったという事態。
どうしましょう。
リベラルな思考を旨とするボクとしては、「政権交代」を期待して民主党に肩入れしたいと思うものの、その党の候補者がどうも推して良いものかどうか、苦慮している、という結果。
ともかくも「政権交代」をねらうならば、候補者なんて、議席の一員としてみれば良いのであって個々の人物評価など二の次でよいだろう、という考えもあるやもしれない。
しかしこの意見には与したくないね。
やはり人物評価が大切だと考えたい。
ここでの人物評価とは、いわゆる人柄などというレベルのことを指すものではない。
政治家を選ぶのであれば、当然にもその人の政治哲学、理念を尊びたい。
でも、やはり、そうした形而上学的な側面も顔に出るものだね。
動画を見て強くそう感じた。
これだからネット時代における政治家もごまかしが利かず、大変だねぇ。気の毒にさえ思う。
ま、どうぞ皆さまも、このGoogleの「未来を選ぼう 衆院選 2009 」を開き、ご自身の住所を入力して、検索結果に現れるるであろう候補者による「5 つの質問」への回答動画(YouTube)をご覧いただくのは、有用な選択基準になると思うよ。
こちらから
民主党が政権の座に就くのは今や既定事実であるかのようだが、しかしバブルのように膨らんだ議席数は自らの首を絞める要素にもなりかねないことだけは、今から留意しておいたほうが良いだろうね。
先の結論同様、ボクには民意の本質というものががいよいよさっぱりわからなくなってきた。

《関連すると思われる記事》

                   
    

You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed.