工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

個展最終日 > 市議選候補者 > 日本酒談義 >秋の夜長

吟醸酒

今日は個展の最終日、と同時に地元岡崎市議選の投票日。
何故か、立候補者夫妻が会場にお越しになられ、「俎の鯉」のごとくに地元の政談に花が咲く。
来られたのは確かに改装なったお住まいへの家具調度品の見繕いであったはずが、奥様を交え、本来の目的そっちのけで地元政治状況の貧困さ、日本の現状を憂う話題に終始。
一般に市議選などといえば、地元密着型で利益誘導に基盤を持つ旧弊に呪縛された人が多いはず。
しかし候補者K氏はそこを一歩踏み越えたところで勝負しようという熱血漢と感じ入る。
結果は明日早朝。当選することなくしてはその高邁な政治志向も頓挫する。
選挙というのは、あいまいさを排除した勝敗がすべての世界。
会場を閉めて向かったのは前回の個展以来、いくつかの別注をいただいているA氏の居宅。
食事のもてなしを準備しているというので、甘んじ駆けつける。


もてなし日本酒を持ち寄り、静岡の地酒、愛知の地酒の競演。
奥様の手料理に舌鼓を打ち、ご主人ともども、酒談義、蕎麦談義、趣味談義に花を咲かせる。
年末にはご夫人たちがプロデユースするJAZZライブコンサートがあるとのことでお誘いを受けるが、このお宅が打ち上げの会場になるとのこと、つまりはボクの手による家具調度品でミュージシャンを迎えたいとのホスト、ホステスの好意。
その際は静岡でも幻と言われる銘酒、先の洞爺湖サミットでも使われた「磯自慢」を入手して駆けつけることを約束してしまったが、はたして果たせるか。
3種の地酒で深酔い状態でのキータッチ。
撤収であるのに、明日の雨の状況など、構わず床につく。

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