工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

Macでテレビ

数ヶ月前にMacでテレビを見られるようにした。
ボクがコンピューターに依存するようになったきっかけはWebサイトの開設以来であるが、それ以降というものテレビの前に座るのは(お行儀が悪いが)食事の時、必見の映画、あるいはドキュメンタリー番組放映の時ぐらい。
昨今、テレビメディアの荒廃ぶりは目を覆うばかりで、見るに値する番組はとても限られてきたということも大きな理由だ。
しかしMacでテレビを視られるようにした。
いくつか理由があるが、主にはBlog運営にテレビの情報も時に有益だから。
Macでテレビを見る環境を整える、ということは録画も簡単にできるということと同義なので、繰り返し再生する環境がBlogで伝える報道の確かさを確保してくれるということに繋がっている(ただ単に記憶力が覚束なくなってきただけかも 苦笑)。
居間でテレビをチェックするというのも面倒くさく、Macで作業しながらの“ながら視”環境はありがたい。
Winの方々にとっては、PCでテレビを見るのは当たり前、と仰るだろう。
でもMacにはそんなコンピューターは無い(‥‥今のところ。Apple社は今年1月9日、社名からComputerと言う部分を削除しちゃった。 iPhone発表の会場でのことだね。家電メーカーへのシフトチェンジを志向しているとの評価もあるので、将来はどうなるか判らない)。
したがって限られた選択肢の中から、テレビ視聴の環境を整備するしかない。
TV Miclo2これがしかし、実にお誂え向きの商品があったのだ。
TVMicro」というUSB 2.0対応スティック型テレビチューナー。
初代iPod shuffleと似た形状だよ。
こんなおもちゃみたいな小さなチューナーで本当に視られるのかね?
それが映るんだよ。解体してみれば恐らくはICチップが数個基盤に張り付いているだけなのだろうね。
この商品へのネット上での評価だが、画質に関しては芳しくないものの操作感など総合的には高い評価が与えられていて、ボクも同様に概ね満足している。

【製品仕様】
録画フォーマット:MPEG-1, MPEG-2(ソフトウェア圧縮)
   録画解像度:720×480(NTSC)、720×576(PAL)
      電源:USBポートから供給
   本体サイズ:約26(W)×80(H)×13(D)mm
      重さ:約150g

導入に必要なものは、この「TVMicro」にテレビ回線を繋ぐアンテナケーブルだけだ。超簡単。
うちではテレビがある居間と、Macが離れているため、市販のコネクター付き同軸ケーブルの最長(10m)のものが必要だったので、信号レベルの減衰による画質劣化が心配されたが、杞憂であったようだ。決して良質な画質とは言えないものの、この画質はもともとこの機種本来の品質なのだろう。
解像度は720×480だが、ボクのMacで作業しながらの“ながら視”環境ということでは申し分ない。
超簡単は設置だけではなく、操作も同様。
設定項目はチャンネルだけ。録画もクリック1つ。編集も可能。iEPGから番組を取得して予約録画も可能。ボクのIPodは対応しないが5G以降のものなら書き出しも可能。
ただ2011年のデジタル完全切り替え以降は使えないことは触れておかねばならない必須項目だったね(ボクはこの総務庁の方針もその時点でどう転ぶか判らないと見ているのだが‥)。
さて、次の課題はAM、FMラジオをMacで聞く、という環境を導入したいのだが、これが実は巧くいかない。この「TVMicro」とほぼ同時期にあるデジタルチューナーを導入したのだが、何故かバッドチューニングで甚だ宜しくない。
この記事を読んでいる方々は、一体何をやっているのかね、と訝っているかもしれない。
しかしだね、Macで放送を受信できるということは、その後、映像、音声を自在に加工できるということを指すのであって、これは一般の受像機での視聴とはその意味を大きく変えるものだと言うことになるんだよ。
こうして日暮れて、ますますMacへの依存度が深まっていく‥‥‥。
TVMiclo
画像下はMacデスクトップだが、右上がテレビ画像(標準サイズ)。
テレビ画像下にあるのが、コントロール。
*参考
■ Macでテレビの機種たち。
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