Archive for 5月, 2016

“プロダクト的思考”と“手作り家具”(番外篇)

本件、“プロダクト的思考”と“手作り家具”は、高品質な水準を維持し、持続可能な生業として木工を営むことについて考えを巡らせているところです。 客観的なデータを持っているわけでもありませんので、木工というものが、現代を生き […]

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“プロダクト的思考”と“手作り家具”(その6)

木取りにおける寸法基準が多様に過ぎる 1つの家具を構成するための部品には実にたくさんのものがあります。 大小、広い板であったり、小割された平角の棒であったりと、様々な寸法のものが必要とされます。 ただその家具のできあがり […]

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“プロダクト的思考”と“手作り家具”(その5/面腰・蛇口)

前回のドイツのテキストからの図版ですが、せっかくですので、解説のコメントを付しておこうと思います。 番号順にいきましょう。 #369 面腰の仕口ではありますが、枘が上端に開いていますね(次の#370も同様)。 枘と言うよ […]

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“プロダクト的思考”と“手作り家具”(その4/框組=カマチグミ)

リストに挙げた問題点につき、さらに視ていきます。 框組の加工に習熟していない 私は信州松本で修行したということもあり、松本民藝家具における一般的な構成である框組の構造は、キホン中のキホンでした。 もちろん、板指しの構造に […]

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“プロダクト的思考”と“手作り家具”(その3)

前回の投稿から間が空いてしまいましたが、そろりと再開します。 ある若手の木工職人が廃業に至ってしまった作業内容が抱える問題の検証に関わる話でした。 あらためてそれらの問題を挙げますと、以下のようでした。 框組の加工に習熟 […]

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