工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

雨の十三夜

月今日は「十三夜」の月見なのですが、残念ながら当地は夕刻前から雨が降り出しちゃった。
本来「十五夜」の頃に較べれば、この時期ですので「十三夜に曇り無し」という謂われもあるのだけど、今年はハズレだ。
今日は朝から個人客への納品。
従兄弟の新築にともない、座卓の受注を受けていたのだ。
数年に1度ぐらい、こうした親戚筋からの受注があるが、概して価格設定では悩ましいことが多い。
発注する側からすれば「従兄弟だから(兄弟だから)、安くやってもらえるだろう」といったニュアンスで迫ってくることが多いものだ。
しかしボクはこれは間違った考えだろうと思うから、彼らの意に添うことを前提とはしない。
逆だよ ! 、一品生産のもの作りで、如何に生産性が悪いか分かっているだろうに、親戚であればこそ支援の意味を込めて奮発してくれなきゃ困る(笑)

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