工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

「ヤマト運輸 荷物のお問い合わせ」ガジェットはナイス !

皆さんはブラウザのホームページには何を使っていらっしゃるのだろう。
今日はiGoogleに新たに取り込んだ、あるガジェットについての話題。
ところで本題に入る前にひとつ確認しておきたい。
「ホームページ」(あるいは略称:HP)という言葉だが、どうしたわけか日本では「Webサイト」一般を指すように定着してしまっているようだ。
「ホームページ」という言葉の本来の意味は、個々のユーザーがブラウザを開いたとき最初に表示するWebサイトのページを指す(スタートページ、などとも呼称するようだが)のだけれどね?
皆さんが使っているほとんどのブラウザのメニューバーには、お家のアイコンがあると思うが、それをクリックすればあなたの「ホームページ」に戻るのだが、そのことからしても本来の正しい意味がおわかりいただけるだろう。
そもそも「ページ」という単語には1枚という単位が含意されるのであって、複数ページで構成される「Webサイト」を「ホームページ」と呼ぶということに無理があるのでは?
こうした誤った概念を定着させてしまった責任はメディア、ソフトメーカー、様々なIT関連の業界、などにあると思うが、弊害とまでは言えなくも鼻白むことに変わりはなく、これもまた日本固有のガラパゴス状態の1つと言えるかもしれない。
ま、大層なことではないのでお好きにすれば良いのだが、ところで語彙本来の「ホームページ」の方だが、皆さんはどういったサイトを指定しているのだろう。
IEの場合、Yahoo !、であったりするのだろうか。
検索エンジンのシェアにおいて、日本だけがGoogleではなく、Yahoo ! の方が高いというのも、ブラウザのデフォルトのスタートページがYahoo ! になっているというだけにすぎないのではと考えている。
しかしブラウザの「環境設定」でユーザー固有のものに指定できることはおわかりだろうと思う。
ぜひお仕着せの「ホームページ」ではなく、あなたらしい固有のページを作り、楽しいネットブラウジングを楽しんでいただきたい。
失礼ながら、ボクの「ホームページ」は次のスクリーンショット。


iGoogle
Googleが提供している「iGoogle」というサービスを活用してのもの。
様々なスキンが提供され、またこれを好きなようにカスタマイズできる。
星の数ほどの(ちょっとおおげさかな)ガジェットが無料で提供され、これを好きなところに置けばよい。(iGoogle
ヤマト、ガジェットボクの場合、数えてみれば16個のガジェットが置かれていたので、今回の追加で17個となった。
タスク、メモ、Gmail、Googleドキュメント、Google翻訳、住所検索、カレンダー、ピンポイント天気予報、ジョルダン乗換案内、複数のニュースサイト、など。
今日のタイトルは、この右下に置いたガジェットについてのおはなし。
いつからサービス提供していたのか知らないが、ヤマト運輸が提供しているこのガジェットはとても有用。
この運送会社には「荷物お問い合わせ」というサービスがあることはご存じの通りだろうが、これがガジェットとして提供されていた。
一昨日「MacBook Air」のトラックパッドの動きが不調となりピックアップデリバリーでの修理と相成った。トラックパッドのボタンの動きが鈍くなっていた(ちょっと液体をこぼしたのが原因なのかな)。
Appleカスタマーへの修理依頼から中1日でピックアップ。翌日には修理センターに届き、その日に修理も終わり、即返却配送手続きされ、翌日、午前中には届いた。
こうした配送の一連の過程は、運送会社のサイトから配送伝票番号で追うことができるのが「荷物お問い合わせ」というサービス。
ヤマトに限らず、大手の運送会社は同様のシステムが取られている。
このシステムが「ホームページ」iGoogleのガジェットとして提供されていたのである。
しかもありがたいことに「自動更新」の機能が付いている。
つまり「再読込」をすれば最新の配送状況が分かる。(画像左、クリック拡大)
他にも「営業所検索」「料金検索」のタブも付いているじゃない。なかなかやるね、ヤマト運輸。(こちらからどうぞ
今回はプライベートな荷だったが、顧客への配送などの場合、これはとても有用。
ボクは家具の運送会社での委託配送の場合、客には必ず配送伝票番号をメールで送るようにしているが、これも顧客側からも配送状況を確認できるようにとの配慮。
送り主側としても、このガジェットによりいちいち運送会社サイトにいかず、My HPで常に確認できるという環境が手元に置かれることで大変ありがたい。
ヤマト以外にこうしたサービスを提供しているかどうかは未確認だが、今後追随してくれることを願っておこう。

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