工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

嬉しい小さな顧客からの礼状

顧客からのメッセージ



子どものための‥‥、もとい、少年のための家具を制作するということの意味を、彼らの礼状から知った。

小学1年生からのワンフレーズのメッセージは、ちゃんと制作者のボクの元へ届いたよ。

北の都ではまだ少し楽しめる桜の押し花をあしらった、心のこもった礼状。

しょせん調度品の“売買”でしか無いとしても、作り手と使い手が結びあう関係性。
そうしたスタイル、手から手へ、心から心へと繋がることの喜びと高揚感は、小さな心の中で了解され、育まれていくことの意味は少なくないと思う。

納品設置を終え、もてなされた地元食材の数々、自家栽培で持ち込まれた和洋様々なハーブによる、素材の滋味を活かした料理の数々、ごちそうさまでした。

炊き込みご飯の具であった焼きウニだが、果たして来シーズンは入手することの叶わないものになってしまったかもしれないね。
三陸からの海の恵みの多くが、一時的とは言え、断絶されるということはとても悔しく、残念なこと。


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