工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

MacBook Air って?

Apple Store(Japan)
《MacBook Air》、ついに姿を表した。ムムム‥‥。
新しいMacbookは世界で一番薄いアルミ合金の駆体に包まれてやってきた。
〔Macworld Expo 2008〕会場には「Thinnovation」という大きなバナーが掲げてあるようだ(こちら)。(「Thinnovation」=薄さの技術革新、という造語だね)
「There’s something in the air」と、前々日に謎めいたメッセージが予告した「Air」とは一体何を意味するのかと喧しかったが、ふたを開けてみれば、ただシンプルに“薄くて”、“軽い”MacBookのことだったんだ。
ジョブズ氏の基調講演、聞き入ってしまったが、最後のコーナー、このMacBook Airに手を掛けた瞬間、目を疑ったね。
デスクの上には薄いA4封筒が1つ置かれているだけ。
これをおもむろに開封してでてきたのが MacBook Airだった。
薄いマガジン1冊が入るぐらいの奴だよ。
(Apple社サイトTopページにある奴だね)
Appleサイト、関連ページ(こちら)には、浮いちゃってる画像があるけれど、オウム真理教の松本智津夫被告ではあるまいし、空中浮遊する訳ではないよね。
羽のように軽くちゃ飛んでっちゃうからね。


13.3″LED液晶搭載、フルサイズキーボード(バックライト付き)搭載にもかかわらず、その重さ1.3kg(3.0pouds)、厚みは何と4〜19.4mm。
極限的な薄さだね。(発熱対策などどうなんだろうか?)
外形サイズはこれまでのMacBookと全く同じ。
しかし厚みがまるで違う。しかも全体に外側に徐々に薄く納まるデザインというのは、良く考えられていると思う。
これまでは中央部から先端部まで同一の厚みだったけれど、新しいこの形状はバッグへの納まりでも良いフィット感だと思うね。
80GB HDDあるいは64GBのSSD(フラッシュベース)、いずれも2GBメモリ搭載。
CPUチップは1.6GHz Core 2 Duo、あるいは1.8GHz Intel Core 2 Duo。
光学ドライバは外付け。
トラックパッドは新たに開発されたマルチタッチ操作対応(iPod touchに搭載されたものをさらに進化させたもの?)。
既に関連サイトから詳細なレポートがあがってきているので、その駆体などもかなり詳しく確認できるが、仕様もすばらしいが、デザインがいかにもAppleらしさに包まれた、実にクールな新世代のマシンだ。
Appleユーザーには待ちに待ったウルトラモバイルのマシンとして受け入れられることだろう。
いやいや、このマシンの登場でWinからの載りかえもかなり進んでいくのではとの予感がしてくる。
新しいOS(Leopard)のBootcampというソフトでWinも起動できるようになったし(ソフトによっては同時起動も可能)、これまでモバイルにはMacは重すぎると敬遠されてきたビジネスマンにも広く受け入れられることだろう。
恐らくは開発の思想もそうしたことも含め、Mac Winの垣根などを越えた世界でもっとも優れたマシンを作ろうと意気込んだに相違なく、心臓部インテルもこれに見事に応え、これまでのものよりも60%にも厚みを削減させたチップを新たに開発してくれたようだ。
光学ドライバの外付け、ということに関しては評価は分かれるだろうか。いやそれはないだろう。
何故ならば、まずもってこの薄さを優先させるには、これは避けられなかったところだろうし、また使用上の問題を回避させるものとして、光学ドライバを搭載した別のMacから無線(802.11n Wi-Fi)で接続され(Remote Disc機能)、アプリケーションのインストールも含めファイル転送も簡便にできるようで、こうした新たなテクノロジーの開発が十分に使用上の快適さを確保していると考えても良いだろう。
なお、専用の光学ドライバ(電源は不要でUSBバスにて供給)もオプションで選択可能。
HDDはiPodなどに使われている1.8インチのものが搭載されているようだが、噂のフラッシュベースの方も64GBながら選択できる(フラッシュベースで64GB、というのもすごいね。こちらはかなり高価になってしまうが)ようだ。
しかし1.8″HDDで80GBという選択は、ちょっと不満だね。
既にiPod classicでは160GBを搭載しているが、これと比較すると半分の容量か。
これも薄さを優先させるためのスペックなのか。
これはいずれまたMacBook Proのスリム化へ向けての伏線(棲み分け)という見方ができるかもしれない。
さらに詳細に見ていけば、不満がないわけではない。LANポートが無いこと。あるいはFireWireが無いことだ。これらは薄さ追求への犠牲の対象にして欲しくなかったね(これらはUSBアダプタを介し繋がるのであるが)。
一方、iPhoneの日本上陸に関する何らかの発表があるかもと期待はしたが、これは残念ながらなかったようだね。(3G対応に関する情報もなかった)
iTSでの映画レンタル開始問題については、またいろいろと語らねばならない点もありそうなのであらためて。(当面は米国のみ) 
ウ〜ム、しかしすごいワ。すごいマシンが産まれちゃったね。
Appleさん、もう脱帽しちゃいます。
■ MacBook Airのコマーシャルはこちらから
■ MacBook Airのガイドツアーはこちらから
■ Macworld 2008の基調講演はこちらから
■ 画像豊富なサイトはこちら(thinksecret
■ でも、こういう比較ってのはどうなの?ま、同じMacだし、(asahi.com
Apple Store(Japan)

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  • なるほど〜
    軽さの裏側には不利な点もあるんですねぇ
    とりあえず持ち歩き優先という事なのでしょうか
    使った感想アップしてください(笑

  • 出ましたねぇ

    いやぁ〜でましたマックの軽いのあさひこむ使い勝手はどうなんでしょう早速使用者の レポートを待ちましょう

  • kokoniさんも○台目として如何ですか?
    このサイズ、重さでしたら女性が持つバッグにもコスメ小物とともに手軽に持ち運べますね。鍵盤を叩く腕にも負担が少なく Good your assistantでっせ。
    >使った感想
    地元店舗では入荷時期が全くわかんないようです。

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