工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

人間ドック

白梅
今日は予約を入れておいた市民総合病院での検査日。
人生はじめて「人間ドック」なるものを受診。
既往症として「呼吸器疾患」(喘息だね)があり、定期的に受診しているので、いわゆる一病息災という奴で、他の疾患の早期発見へのアンテナは張っているつもりだったが、父の若くしての死去、昨年の兄の病死などを目の当たりにしてやや警戒心がもたげたという訳だ。
しかし何だね、この「人間ドック」受診経験のある方も多いと思うけれど、できればもう2度としたくないと思わされたね。
過酷なのは胃カメラ。ボクは初めてだったがあんな異物を天からの預かり物、この神聖なる身体の中に入れるだなんて、神をも冒涜するような所業ではないのか。
もう2度と嫌だね。 うっ‥ (/_;)
オヤジが死んだときにしか落涙しなかった男が、不覚にも泣けてきたね。
ところが休憩室で次の検査の順番待ちをしている10人ほどの受診者に尋ねてみれば、毎年受けていると言う人も少なくないと言うからこれには本当に驚く。


また日帰り人間ドックでは通常メニューになっていない「脳ドック」もオプションで付けたのだが、あのMRIというのも、何だねあれは。
ガーッ、ガーッ、ビーッ、ビーッ、ガリッガリッ、頭の周りを激しく異音が鳴り響くこと30分。もう気絶しそうだったよ。
検査することでかえって変調をきたしてしまうようなものだね。
もう、あれも嫌。 (v_v)
結果は、高度な個人情報であるから公表などできないが、悪い結果を期待する向きには申し訳ないが、完璧すぎるほどに健康体であることの説明を受けて帰宅した。
ドクターも専門用語を駆使して病変因子を説明したいだろうに、脱力しちゃってる感じありあり。「もうしばらく病院に掛からなくとも大丈夫だね、これでは‥‥」だそうだ。
十二指腸に小さな潰瘍の痕跡(自然治癒後)が見つかったということだが、これは昔から言われていたことなので、驚くに値しないものだ。
ただ脳ドックの検査結果については後日、ということ。(こっちの方が心配だけれどね)
以前、このBlogでもご登場いただいた自然分娩で著名な産科医の吉村正ドクターに言わせれば、病院に行くことでかえって病気になって帰ってくることすらある、という警句、戒めは近代西洋医学の1つの偽らざる側面であることは、ボクも深く同意できるものであるし、今回の「人間ドック」体験もこの戒めを補強することになるのか、そうではなく自覚できない病変の早期発見に寄与してくれるものなのかという評価については、少し時間が必要かも知れないが、しかし毎年受診する人の行列に一緒に並びたいとはとても思えない体験であったことだけは明らかにしておこう。
ただこれは病気へのリスクの高い人を対象とした考えではないので念のため付言しておかねばならないかな。
ボクの普段の生活は、足を知り、つましく、バランスの良い生活を送ってるのでね。
もう2度とイヤ。
この後11時からNHK総合TVで《SONGS 忌野清志郎》が放映される。
復活清志郎を聴いて大いに気分を盛り上げよう !!
先に紹介したように昨年12/08の日本武道館でのジョン・レノン・スーパーライブ 『Dream Power』で完全復活をアピールした清志郎。
今日はTVでも本格的活動開始というこことだろう。
画像は病院近くの土手に咲いている白梅(天気が全く優れない=コントラストが取れない。/コンパクトデジカメ、ストロボ使用)

《関連すると思われる記事》

                   
    
  • 清志郎良かったです。
    小中学生と私のヒーローでした。
    artisanさんもお身体には十二分にご自愛をば。

  • ユマニテさん、忌野清志郎、長期闘病生活を余儀なくされていたとも思えぬ力強いパフォーマンスでした(2月ほどまえに朝日新聞に自転車ロングツーリングでの体力増強、リハビリが紹介されていました)。
    彼は○□が付くほどにまじめな男だし、ロックへの強い思いが克服させたのでしょうか。嬉しいですね。
    >十二分にご自愛を
    そうですね、十二指腸がちょっとね。(性格もあり、この部位は鬼門かも)

  • こんちは!
    私も数年前からドック毎年行ってました。
    40の時には脳ドックも。どうも、図太い神経を
    もっているようで、あの診察台で1時間ほど爆睡。
    気がついたら終わりでした。
    遠くでなにか鳴っているなぁって思ったけど。
    胃カメラも、あっという間に終わり。
    うちの行く病院は、鼻からエントリーもあるということで
    前回は、試しにやりましたよ。こっちも全然平気で。
    どちらかというと、バリウムを飲むレントゲンのほうが
    キツイかも。
    まあ、今年はどうするか?悩み中ですけどね。
    毎年行くほどのことはない?かも。

  • kentさん、健康志向なんですね。
    爆睡はちょっと‥‥、
    しかし確かに事前の説明ではそのようなことも言っていたので安心しまくっていたのが間違いだったかな。
    胃カメラも、施術するドクターの技量差が大きいとの話しもあります。
    鼻からというのが楽だそうですね。ボクの鼻穴の大きさは〜っと、
    バリウムもなかなか馴染めませんね。
    あなた若いのですから、過剰に検診するのも如何なものかと。
    放射線照射にはボクは過敏になってますしね。(不要不急なものは一切しないことに限ります)
    近藤誠氏の癌検診への懐疑は説得力あるしね。

  • 検診お疲れさまでした
    何事もなく
    MRは2回も撮りましたよ(笑
    耳が不調だったので脳かと思いましたが
    何でもなかったです
    胃カメラはまだ未体験
    むむ・・やりたくないものです
    >忌野清志郎
    名前は知ってます
    顔も“いいとも”に出たときに見たような

  • kokonさん、耳の不調とは‥
    困りますね。演奏しすぎ、音楽聴きすぎて耳にタコが?
    胃カメラ>鼻からのものが抵抗感が薄いかも、です。
    忌野清志郎
    淑女、kokoniさんにはちと毒気が強すぎるかも。
    しかし実は忌野、ピアノの矢野顕子とも共演が多いんですよ(坂本教授とも仲がよいし)。
    デビュー間もない頃は揚水の方が前座だったり、糸井重里 との親交もあったりと、

  • >ピアノの矢野顕子 坂本教授
    あそうなのですか!
    知りませんでした
    “友達の輪”は友和(三浦)さんでした(たしか
    歌はよく聞いた事がないです
    >耳にたこ
    でなく ベートーベン(笑
    とつなん でした(・_・?)

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