工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

サンディングパッドの更新

サンディングパッド
画像はサンディングのパッドの断面部分。
3点ベルトサンダーに用いるパッドだね。
これまでは木のブロックにフェルトなどを置き、これを厚めの生地で包むというやり方で自作していたが、劣化も激しいのであまり芳しいものではなかった。
過日、塗装屋で教えられ購入したのがこの究極のパッド。
断面を見ると、薄い固めのフェルトを何層にも積み重ね、圧縮したものであることが見てとれる。
いわゆるフェルトとは哺乳類の体毛を加工したものだが、こちらは確かなことではないが、織フェルトという毛織物の部類になるのだろうね。
サンディングパッドに要求される条件とは、
・平滑面を維持しながらも、
・被研磨材である材面を傷つけることが無く、エッジが出ない程度の適度にソフトで、
・なおかつ消耗に耐えうる素材
ということになるだろうか。
サンディングパッド2まさにこのフェルト素材のパッドはこれに適合する素材に思える。
しかし価格はちょっと半端なものではなかった。
何と 10cm角で2,000円を超える。
今回は画像に写っている大きさのものを買ったが、12,000円ほどだったかな。
ま、しかし恐らくはこれだけあれば、残りの木工人生で使いきれるものではないかもしれないから良しとしようか。
既に使用しているがなかなか調子がよい。
ベルトサンダー

《関連すると思われる記事》

                   
    

You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed.