工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

倉庫が欲しい

フロアスタンド
現在、いくつかの種類の木工家具を制作、ほぼ同時に仕上がりつつある。
ある事情で数Lotづつ制作しているのだが、しばらく在庫する必要がある。
ところが適切な製品倉庫の整備が良くない。
材木倉庫は比較的充実しているが、完成品を在庫するための専用の倉庫がない。
(不良在庫など無いので不要なのだが、というのは言い過ぎだが)
暫くは暫定的な倉庫を整備し、受注に備えるということになる。
画像はフロアスタンドの照度コントロールスイッチ部。
先に触れた特注のナット部だね。
以前なら40円で入手できたものが、特注したことで@600円掛かった。
これは疎ましい予測外のことなれど、受忍するしかないね(ったく)。
このフロアスタンドは「工芸都市 高岡クラフトコンペ」での入選作。
個展などに展示すると、ほぼいつも求めるお客がいる。
したがって少々の在庫はむしろ望むところ。
最近、ある雑誌からの掲載依頼にいくつかの候補の作品を示したところ、このフロアスタンドが良いだろうとと言うことだったので、これにも対応することになろう。
こんな調子で在庫のための倉庫建設へのインセンティヴも起きない(いささかの強がり)。

フロアスタンド

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