工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

「かわいそうな ぞう」by CYNDI LAUPER

ブリング・ヤー・トゥー・ザ・ブリンク~究極ガールシンディ・ローパーの日本国内ツアーは終わったのか。
〈CYNDI LAUPER ♥ JAPAN TOUR 2008〉(♥印は、プラットフォーム関係なく表記できるのかな ? )
オジサンも仕事ほっぽらかして公演に行きたかった !
ところでちょっと迂闊だったのだが、
彼女、「かわいそうな ぞう」(原作:土家由岐雄)という秋山ちえ子による朗読でよく知られた“反戦ノンフィクション童話”にいたく感激して、この英語版を朗読、録音したのだという。
ボクはたま〜にTBSラジオの秋山ちえ子の番組を聞くことはあるが、恐らくは8/15に今年もまた、この「かわいそうな ぞう」の朗読があったのだろうし、シンディの朗読についても触れられたはずだが、聞き逃していた。
先ほどNHK BS1「きょうの世界」をMacで流していたら、彼女がゲストで出ているので慌てた。
この「かわいそうな ぞう」が書かれた背景(第二次世界大戦中のこと、東京、上野動物園の像が、空襲で檻が破壊されて街に逃げ出したら大変だということで軍の命令で殺された)の紹介、
秋山ちえ子さんの朗読が今も続けられていること、
シンディはヒロシマの惨劇などを見て反戦の意識を強く持っていたこと、
英訳を読み、ぜひ自分が米国内の子供達に読み聞かせてやりたいと申し出たこと、
印税は上野動物園に全て寄付したこと、
等々、ニュース枠にしては適切な紹介で、さらにまた彼女にその場で朗読を求めたところ、これを快く受け、一部朗読する。
時には涙も流しながら、自分の子に読み聞かせるような調子だった。
(彼女は新しいアルバム「BRING YA TO THE BRINK」でもハデに振る舞うセレブを皮肉った唄もあるが‥‥、セレブも様々ですな。日本のセレブは、どうなん?)
インタビューア(アナウンサー)が現在の米国の状況、大統領選挙について話しを向けると、如何に現在の米国がひどい状況であるのか、ペイリン・アラスカ州知事が女性として共和党副大統領候補になったのは嬉しいが、ただ党の言いなりになっているだけ、と辛辣な批評。
米国のミュージシャン、アーティストの多くが民主党支持者であることはよく知られているところだが、それにしても彼女の反戦、平和を求める意識の高さに改めて感銘を受けてしまった。
番組最後には秋山ちえ子さんとの出会いがセッティングされ、ともに手と手を取り合って「かわいそうな ぞう」を子供達に伝えていくことの大切さを確認し合っていた。
では最後に新しいアルバムに収められた「Set Your Heart」をYouTYubeから

■ 参照:SONYミュージック 「かわいそうな ぞう」
■ CD
かわいそうなぞう
かわいそうなぞう~ 秋山ちえ子 シンディ・ローパー

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