工房通信 悠悠: 木工家具職人の現場から

日本でもやっと「Google Mobile App」

iPhone/Googleappさっそくインストール。待ちに待ったiPhone 3G APPのキラーアプリ。
Googleのサービスのその多くをiPhoneに最適化された状態で使えるという環境はちょっと驚くべき進化だ。
ここでその全てを紹介出来るものではないので、個人的に興味のあるところをいくつかピックアップして取り上げてみよう。
(画像はiPhoneでのGoogleサービスメニューページ)


・検索
検索はコメント不要だね。ウェブ、イメージ、ローカルなど。
ただコンピューターのものとは大きな違いがある。ローカルコンピューターのデスクトップ検索同様、iPhoneに納められている「アドレス」のデータも横断的に検索してくれるというありがたい機能を持つ。
・News
以前よりGoogleニュースには助けられている。
これはネット上の国内メディアのほとんどをサーチして、Google固有のランキング結果と共に表記してくれ、埋め込まれたLinkからそのサイトへとジャンプすると言うものだが、これがiPhoneに最適化された。 
ちょっと見では、RSSリーダーのような感覚だが、他のいくつものニュースリーダーと較べれば、メディアを問わずサーチしてくれるところが良いと思われ、個人的には恐らくはこれが主たるニュースチェックアプリになると思う。
・Reader
RSSフィードのリーダーだが、Macでは標準ブラウザSafariがデフォルトでこの機能を持っているので特に意識しないでも使えるが、iPhoneではこれまで他社のAPPを使っていた。
ボクはこれまで「NetNewsWire」というものでそれなりに快適に使っていた。
しばらくは両方の使い勝手を見ながら絞り込めば良いだろう。
インストールしたばかりだが、Googleリーダーの使い勝手は悪くないかもしれない。
多機能で様々な使い方ができるようだね。


・Docs
ボクはGoogleドキュメントはまだ活用しているというほどのものではない。
しかし無料提供とはいえ本格的なオフィススイートのWebキットだと感じているので、今後大いに利用していくようになると思う。
今回のiPhone最適化によって、よりこれは促がされるだろう。
とりあえずはスプレッドシートになるが、周知のようにMS Office Excelと同等のWebキット。
ボクの使い方としてはExcel、あるいはNumbers(Apple社の表計算ソフト)で作成されたデータを、このGoogleドキュメントのスプレッドシートにインポートさせる。(とても簡単)
ただこれだけでiPhoneからこのスプレッドシートにアクセスできるというわけだ。
しかもiPhoneに最適化されたレイアウトで表示されるので、とても使い勝手がよい。
つまりiPhoneでの書類作成は確かに困難なものの、Macでのオンライン環境で文書作成をすれば、同期などの操作は全く不要ながら、それがただちにiPhoneでは最適化されたレイアウトで読み込めるという、ワイヤレスネット接続ならではの恩恵がここにはある。(これには正直軽い衝撃があった)
Google文書(MSのWord同等品)も同じだ。
・Notebook
Notebookというのはさきほどアクセスしたばかりで、良く判らないのだが、これを使いこなすための「Google ノートブック拡張機能」は今のところろ、Safari、Firefox(Mac版)には対応していないようだ。
機能としてはSafariの最新版のウィジットのWebクリップのようなものかな?
しかしこの恐るべきGoogleサービスに関してはボクが知りうる領域はほんの一部でしかないことは自覚している。
さしあたっては必要に応じて使いこなすだけで十分であるが、ただはっきりしていることは、iPhone最適化によってこれらの有用性が著しく高まったと言って差し支えない。
いかにGoogle社がこれまで開発、提供してきたWebアプリのモバイル対応を真剣に取り組んできたかの証しでもある。
ご存じのようにGoogle社はAndroidというモバイルOSをリリースし、これからは内外のキャリア、メーカーが競ってこのAndroid搭載のケータイを世に問うと言うことになってくるだろう。
これらを先んじてiPhoneにおいて受益できるということはありがたいではないか。
米国では今日からiPhoneの検索を、音声認識で解析、検索、表示してくれるサービスが始まっていると言う(キーボードをまったく使わずにiPhoneを耳に当てて「最寄りの居酒屋は?」「富士山の標高は?」などと音声検索が可能となった。日本語対応は未定)

《関連すると思われる記事》

                   
    

You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 feed.